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暮らし 2018/11/30

料理が楽しくなるキッチンの選び方

料理が楽しくなるキッチンの選び方

住まいでお料理を楽しみ、家族に喜んでもらえるのは至福の時間ではないでしょうか。今回はそんなキッチンについて、最新設備やデザイントレンド、キッチンと収納の関係についてお伝えします。

家づくりをはじめる前に自分の理想のキッチンについてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 家事が楽になる最新キッチン

 

最近のキッチンは家事楽志向です。オシャレで素敵なのはもちろんのこと、家事は毎日のことなので、快適に楽に時短になるような工夫があるキッチンが人気です。どのような間取りが良いのか、またキッチンはコンロやグリル、水栓にレンジフード、食洗器、天板に収納など多くの機能が集約したものですが、それぞれが常に改良されてより良いものや新しい視点で開発されたものなどがあります。それらの最新設備をご紹介します。

 

家事が楽になるキッチン周りの動線は

下の図面のように水周りを集約することで家事動線を短くすることができます。炊事、洗濯、お風呂掃除などをなるべく短い動線にする事で効率的に行うことができます。少しの時短ですが毎日の事なので大きな時間の節約となります。家づくり計画の参考にすると良いでしょう。

 

 

家族に手伝ってもらいやすいキッチンは

キッチンの通路幅を少し広く取ることで二人以上での作業がしやすくなります。通常通路幅は75~85㎝程度ですが、90~100㎝あると作業している人の後ろを通りやすくスムーズな調理ができます。また通常はキッチンの奥は行き止まりであることが多いですが、図面のように回遊性をもたせることで人同士がぶつかりづらく、作業がしやすく来客の時やパーティーの時などにも便利。

 

楽しく時短料理ができるマルチグリル

グリルと言えば以前は魚焼きがメインでしたが、最新のマルチグリルは、「焼く」「蒸す」「煮る」「炊飯」などが可能になりました。網の代わりに専用のプレートやキャセロールに材料を入れてメニューを選ぶだけで、自動で火加減を調節します。バーナーが上火だけではなく下火も付いた為、加熱時間が短縮でき、時短料理が可能になります。

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<画像:LIXIL

 

掃除がほぼ不要なレンジフード

お手入れが面倒なレンジフードですが、汚れの原因になる油分を入り口でブロックします。高速回転するディスクによるオイルスマッシャー機構がフード内へ侵入した油煙を空気と油に分離し、油はオイルトレーに溜まる為、お手入れは半年に一度オイルトレーを洗う程度で普段は整流板をサッとふと拭きするだけ、とお掃除が格段に楽になりました。

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<画像:パナソニック

 

 

キッチンスタイルのトレンド

キッチンのスタイルにもトレンドがあります。キッチンスタイルは、キッチンを一部屋として区切る「クローズタイプ」なのか、リビングダイニングに対して繋がりをもたせた「オープンタイプ」なのか、などキッチンをどのようなライフスタイルに合わせて選ぶのかということになります。
ここでは、わかりやすく大きく分けて3つのタイプと特徴を紹介しましょう。

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<画像:ネクスト・アイズ>

 

ほどよく繋がり、ほどよく隠す

 

最近はリビングダイニングとの繋がりをもちながらも、散らかりやすいカウンター上などの手元まわりは程よく隠せる「セミオープンタイプ」が人気です。少し前だと吊戸棚と立ち上がりカウンターの間が部分的に開いているタイプが多かったのですが、意外と出し入れしにくい吊戸棚を思い切って外してしまうことで、天井がつながり、部屋が広く見える効果とインテリア空間としても素敵に見える効果が期待できます。

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<画像:パナソニック

 

キーワードは「時短」×「団らん」

 

最近は家族皆、なにかと忙しい方が多くなるべく時間を短縮しながらも、団らんの時間を大切にできるスタイルが人気です。キッチンカウンターと繋がっているダイニングテーブルは配膳、片付けのし易さから取り入れる方が増えています。

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<画像:パナソニック

 

 

キッチンと収納

キッチンの収納と一言でいっても、食器、調理器具にストック食品や家電など様々な種類のものをしまう必要があります。単に収納スペースを確保するだけではなく、使いやすく取り出しやすい収納をこころがけましょう。

 

 

食器棚と食品庫は引戸で時短

調理中に食器や食材を出し入れする度にいちいち扉を開閉するのは実は結構手間がかかります。そんな時に全体を引戸で開閉できる食器棚兼食品庫にすれば、調理中は開け放しにして時短がはかれます。中の仕切り棚も可動式にすれば、しまうもののサイズに合わせて使いやすく変更できオリジナルの収納にカスタマイズできます。

 

 

吊戸棚の取り出しづらさを解消する昇降式

手が届きにくく出し入れのしづらい吊戸棚は奥の物を取ろうとすると踏み台が必要で、不安定な台の上で重いものを持って足元がふらつく様な怖い思いをしたことがある方も多いかもしれません。そんな吊戸棚ですが、中の棚を丸ごと目の前の高さまで降ろすことが出来るものがあります。手動と電動があり、また規格サイズがあります。用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

<画像:LIXIL

 

最新のキャビネット収納は

カウンター下のキャビネットはその収納力や出し入れのし易さから、開戸タイプではなくほとんどが引出タイプになりましたが、さらにどのエリアに何をしまうと使いやすいか、という事が研究しつくされ、引出のなかに内引出しが付いて、ざるや包丁など細かいものを効率良くしまうことができるようになりました。キッチンを変えると単に綺麗になるだけではなく、収納力が格段に向上します。

<画像:LIXIL

 

 

いかがでしたでしょうか。
実際に展示場でも様々なキッチンの実例が見られますので、キッチンとダイニングの動線や収納との関係性を確認しながら、使いやすい間取りをみつけてイメージを膨らませると良いでしょう。

 

監修・情報提供

吉田美帆(一級建築士)

SUNIHA UNIHA 代表
一級建築士/グリーンライフプロデューサー/インテリアコーディネーター/宅地建物取引士/LOHASスタイリスト(NPO法人ローハスクラブ認定/花育インストラクター(NPOフラワーハートセラピスト協会認定)武蔵工業大学建築学科(現東京都市大学)卒業、大手設計事務所にて小学校・保育園等の設計、マンションディベロッパーにて企画等を経て、2010年SUNIHA UNIHA(サニハユニハ)設立。
執筆やセミナー、講演会など幅広く活躍する。
・1996年 武蔵工業大学卒業設計蔵田賞受賞
・2011年 国際森林年間伐材利用コンクール審査員賞受賞。
・2016年 フランス国際映像コンペ(MCSD)受賞

 

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