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今どきの住まい・暮らし

2019.03.08

こどもと幸せに暮らそう ~キッズインテリアの楽しみ方~

少しずつ春の気配が感じられ、新生活の準備をする方も多い季節です。

小さいお子様のいるご家庭では子供部屋に机を新調したり、模様替えをする方もいらっしゃると思います。せっかくなら子供も大人も満足のいくインテリアにしたいですよね。

今回は子供部屋を作る上でのポイントや頭が良くなる子供が育つ家づくりについてお伝えしたいと思います。

理想の子供と暮らす住まいについてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。

INDEX

海外の事例に学ぶキッズインテリア

海外の子供部屋は大人顔負けのオシャレなインテリアが多く、色使いや家具のデザイン、小物に至るまで参考になることが沢山あります。実際の事例をみてみましょう。

アウトドア小物で楽しさをプラス

ティピ※などのアウトドアグッズが最近ではインテリア用としても多く販売されていますので、それらの小物を置く事で楽しさとお洒落感を演出します。

子供は狭いところが好きなので、取り入れると喜ばれます。

アウトドア小物で楽しさをプラス

※ティピとは、インディアンテントとも言われる主に円錐形のテントのこと。

黒板塗料で絵の才能を伸ばす

子供は絵を描くのが好きです。壁に描かれると怒ってしまいそうですが、黒板塗料ならいくら落書きしても消して何度でも描くことができます。

成長したらチョークアートにチャレンジしても良いですね。

またウォールステッカーなどを貼って楽しい雰囲気にするのもお薦めです。

黒板塗料で絵の才能を伸ばす

グレー系+差し色

カラフルな色彩にするのはまとまらなくないそうで自信がない、という方にお薦めなのが、グレー系に差し色を入れるコーディネート。

シックで可愛い雰囲気に仕上がり、大人にも好かれそうです。下のイメージでは、全体的にグレーの濃淡でまとめた空間に、ピンクのクッションなどがポイントで置かれ落ち着いた中にも遊び心が見られるコーディネートとなっています。

グレー系+差し色

ベージュ系+小物

全体をベージュ系の色でまとめて、小物で可愛さを表現するのも取り入れやすいコーディネートになります。

下のイメージでは、クッションなど落ち着いたトーンの物を選び全体的に統一感を持たせています。そこに木のオモチャや壁に立てかけられたロボットの絵などさり気なく置かれた小物が子供心をくすぐります。

ベージュ系+小物

頭の良くなる子供が育つ家づくり

「頭のよい子が育つ家」の著書であり、慶応大学エコスマートライフ研究プロジェクトの四十万靖先生は、有名中学に合格した子の多くが自室ではなくリビングなどで勉強していた、という研究を発表されています。

子どもの才能を伸ばすような間取りの工夫をお伝えします。

回遊性や空間に変化を持たせる

子共は身体も脳も成長期なので、五感を刺激し身体感覚を鍛えることで脳も活性される為、空間に変化をもたせることがポイントです。

具体的には、吹抜けを設けて3次元的な空間に変化をつけたり、行き止まりの無い回遊できる空間をつくるなどすると良いと言われています。

子どもは何故かぐるぐる回れるところが好きですよね。

頭の良くなる子供が育つ家づくり

リビング付近で勉強できる環境をつくる

子供部屋にこもって勉強するよりも、家族の気配を感じるリビング付近で勉強することで適度な生活音が五感に刺激を与え、脳の刺激に良いと言われています。

通常であればダイニングテーブルで勉強してしまうところですが、できればワークスペースをリビング付近に設けるのが理想的です。またそれに伴い収納場所の確保をします。

勉強道具はどうしても散らかりやすいですので専用の収納場所を設けましょう。

お薦め家具ショップについて

皆さんご存知のIKEAももちろん良いですが、机や椅子、ベッドなどは子供の成長に関わる家具になりますので機能性とデザイン性を兼ね備えたものを選ぶようにしましょう。

ACTUS

洗練されたデザインのインテリアショップ「ACTUS」の子供向け家具は他のインテリアとも合わせやすく、長く愛用できるアイテムです。

修理やアフターサービスも充実しています。ショールームでは小物まで幅広く揃えられるのでイメージもしやすいでしょう。

ACTUS

PIENIKOTI

人気インテリアショップ「MOMO natural」が提案するキッズ家具ブランド「PIENIKOTI」。

甘すぎないけれど、おしゃれで可愛いブランドです。北欧フィンランドの家具メーカー「SIEVA社」と共同開発したオリジナルベッドや木製のミニキッチンも人気があります。

PIENIKOTI

実際に展示場でも様々な子供部屋の実例が見られますので、ご自身とお子様にあったアイデアでイメージを膨らませると良いでしょう。

著者

吉田美帆(一級建築士)

SUNIHA UNIHA 代表
一級建築士/グリーンライフプロデューサー/インテリアコーディネーター/宅地建物取引士/LOHASスタイリスト(NPO法人ローハスクラブ認定/花育インストラクター(NPOフラワーハートセラピスト協会認定)武蔵工業大学建築学科(現東京都市大学)卒業、大手設計事務所にて小学校・保育園等の設計、マンションディベロッパーにて企画等を経て、2010年SUNIHA UNIHA(サニハユニハ)設立。
執筆やセミナー、講演会など幅広く活躍する。
・1996年 武蔵工業大学卒業設計蔵田賞受賞
・2011年 国際森林年間伐材利用コンクール審査員賞受賞。
・2016年 フランス国際映像コンペ(MCSD)受賞

Ⓒ2019 Next Eyes.co.Ltd

この記事はネクスト・アイズ(株)が提供しています。

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