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住宅のマネーと制度

2018.07.26

住まい選びの参考にしたい通勤・通学時間帯の混雑率

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住まい選びの参考にしたい通勤・通学時間帯の混雑率

国土交通省から『都市鉄道の混雑率調査』の2017年版が発表されました。通勤・通学時の混雑度合いは仕事や勉学だけではなく、新居での生活にも影響してきますから、住まい選びに当たっては希望沿線の混雑率をチェックしておきたいところです。

最も混雑率が高い路線は?

▼目標混雑率180%を超えている個別路線

 路線名 混雑率
 東京メトロ東西線  199%
 JR東日本総武緩行線  197%
 JR東日本横須賀線  196%
 JR東日本南武線  189%
 JR東日本東海道線  187%
 東京都日暮里舎人ライナー  187%
 JR東日本京浜東北線  185%
 JR東日本埼京線  185%
 東急田園都市線  185%
 JR東日本中央快速線  184%
 JR東日本総武快速線  181%

資料:国土交通省『都市鉄道の混雑率調査結果』

2017年の三大都市圏の平均混雑率は東京圏が163%で、大阪圏は125%、名古屋圏は131%という結果でした。東京圏は前年の165%から2ポイント改善されたものの、大阪圏や名古屋圏に比べると混雑率がかなり高くなっています。

17年の調査において最も混雑率が高かったのは、東京メトロ東西線の199%でした。時間帯は午前7時50分から8時50分までの1時間で、木場・門前仲町間が対象になっています。10両編成で1時間に27本も走っているのですが、なかなか改善されません。

180%を超えているのは上にある11路線で、すべて首都圏の路線です。しかも、11路線中8路線はJR東日本の路線で、ほかは東京メトロ、東京都日暮里舎人ライナー、東急田園都市線となっています。

著者

山下和之(やました・かずゆき)

新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。

山下和之の良い家選び
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