総合住宅展示場ハウジングステージTOP  >  住まいの最新情報一覧  >  住まいの最新情報(詳細)

【最新住情報ニュース 第35回】借家世帯、5年以内に住み替え意向の割合高まる

2015/4/30(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

借家世帯、5年以内に住み替え意向の割合高まる

前回は国土交通省の『住生活総合調査』から、現在の住まいに対する評価を紹介しましたが、今回は、これからの住み替え意向についてみてみましょう。

いつとは年月を限らずに、いずれ住み替えたいと思っているかどうかを聞くと、全体では住み替え意向のある世帯の割合は19.5%。5年前の調査結果21.5%に比べると2.0ポイントダウンしています。

これを、これから5年以内の住み替え意向だけに限定すると、住み替え意向のある世帯の割合は11.3%に下がります。しかし、こちらは前回調査の9.2%から2.1ポイントアップしています。

この5年以内の住み替え意向のある割合を、現在の住まいが借家である人だけでみると下のグラフにあるように、「住み替えたい」という人の割合は31.9%に増えます。しかも、前回調査の26.0%を大きく上回っているのです。2013年には若干景気回復感が出てきた時期ですから、それが影響しているのかもしれません。そうであれば、今後本格的に景気が回復してくるにしたがって、この割合が高まるのではないかと期待されます。

ちなみに、今後5年以内に住み替え意向のある人たちに、目的を聞いたところ、トップは「住宅を広くする、部屋を増やす」で、以下「子育て・教育の環境を整える」「就職・転職、転勤などに対応」「親、子どもなどとの同居・隣居・近居」などが続いています。

借家世帯の今後5年以内に住み替え意向のある割合(単位:%)

150427

資料:国土交通省『平成25年住生活総合調査(速報版)』

著者

山下和之(やました・かずゆき)
住宅ジャーナリスト。1952年生まれ。住宅・不動産分野を中心に、新聞・雑誌・単行本・ポータルサイトの取材・原稿制作のほか、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』『家を買う。その前に知っておきたいこと』(以上日本実業出版社)、『住宅ローン完全ガイド』(ビジネス教育出版社)、『プチプラ物件のすすめ』(中公新書ラクレ)、『絶対に失敗しないマイホームの選び方・買い方』(執筆監修・学研パブリッシング)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

住まいの最新情報一覧へ戻る


All House maker