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【最新住情報ニュース 第40回】「ダブルフラット」でライフステージ変化に対応

2015/6/4(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

「ダブルフラット」でライフステージ変化に対応

住宅金融支援機構では今年の4月からフラット35について若干の制度改正を実施しています。それが、「ダブルフラット」と「リフォーム一体型」の推進です。

リフォーム一体型は、中古住宅取得時のリフォーム費用までフラット35に組み込める仕組みで、リフォームローンの負担を大幅に軽減できます。

一方、ダブルフラットというのは、ふたつのローンを組み合わせることができるもので、民間金融機関のペアローンに相当します。

たとえば、下にあるように返済期間15年+35年、20年+35年といった具合に組み合わせが可能。金額も半分ずつにするのではなく、2対1などにしてもかまいません。

15年と35年の組み合わせだと、当初15年間は12万円台の返済額ですが、16年目からはほぼ半分の6万円ですみます。比較的若い世代で、15年目以降に子どもの大学進学を備えている、あるいは15年後に定年を迎え、その後は収入が大幅にダウンする可能性高いといった人などに向いた返済計画といえるでしょう。

現在の家計や、将来のライフステージの変化などを見通しながら、自分たちにピッタリの返済計画を立てることができます。

ダブルフラットの活用例

①返済期間35年のみ

返済期間 借入額 金利 当初10年 21年目以降 返済総額
35年 3,000万円 1.46% 9万1,268円 9万1,268円 約3,833万円

②返済期間20年+35年の組み合わせ

返済期間 借入額 金利 当初20年 21年目以降 返済総額
35年 1,500万円 1.46% 4万5,634円 4万5,634円 約1,917万円
20年 1,500万円 1.23% 7万534円 約1,693万円
合計 3,000万円 11万6,168円 4万5,634円 約3,610万円

③返済期間15年+35年の組み合わせ

返済期間 借入額 金利 当初15年 16年目以降 返済総額
35年 2,000万円 1.46% 6万845円 6万845円 約2,555万円
15年 1,000万円 1.23% 6万866円 約1,096万円
合計 3,000万円 12万1,711円 6万845円 約3,651万円
著者

山下和之(やました・かずゆき)
住宅ジャーナリスト。1952年生まれ。住宅・不動産分野を中心に、新聞・雑誌・単行本・ポータルサイトの取材・原稿制作のほか、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』『家を買う。その前に知っておきたいこと』(以上日本実業出版社)、『住宅ローン完全ガイド』(ビジネス教育出版社)、『プチプラ物件のすすめ』(中公新書ラクレ)、『絶対に失敗しないマイホームの選び方・買い方』(執筆監修・学研パブリッシング)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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