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【最新住情報ニュース 第45回】1年3か月ぶりに持家住宅の着工戸数が増加

2015/7/9(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

1年3か月ぶりに持家住宅の着工戸数が増加

国土交通省は毎月末、前月分に関する『住宅着工統計調査』を公表しています。その5月分で長く減少が続いてきた持家が、昨年の1月以来、ほぼ1年半ぶりに前年比でプラスになりました。

この調査では、自分で居住用の住宅を建てる「持家」、賃貸住宅の「貸家」、社宅や寮などの「給与」、新築マンションや建売住宅の「分譲」の4分野に分けています。

消費税引き上げ後、どの分野も大きく減少したものの、貸家、分譲などは比較的早く改善してきましたが、持家だけは長く前年比マイナスが続いてきました。下のグラフでも分かるように、ブルーの折れ線グラフの住宅全体の前年比に比べて、オレンジの折れ線グラフである持家の前年比は一段と低い水準で推移してきたのです。それが、今年に入ってから急速に回復し、右肩上がりのカーブを描くようになってきました。

そしてついに5月分が前年比で1.1%のプラスになったわけです。個人の住宅建設意欲が着実に回復し、盛り上がりを見せ始めていることが分かります。

住宅全体でみても、前年比5.8%のプラスで、年率に換算すると91.1万戸。2月以来90万戸台を確保しており、この分なら2015年度の合計でも90万戸台を回復するかもしれません。

新築住宅着工戸数の推移(単位:戸)

150709

資料・国土交通省『住宅着工統計調査』

著者

山下和之(やました・かずゆき)
住宅ジャーナリスト。1952年生まれ。住宅・不動産分野を中心に、新聞・雑誌・単行本・ポータルサイトの取材・原稿制作のほか、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』『家を買う。その前に知っておきたいこと』(以上日本実業出版社)、『住宅ローン完全ガイド』(ビジネス教育出版社)、『プチプラ物件のすすめ』(中公新書ラクレ)、『絶対に失敗しないマイホームの選び方・買い方』(執筆監修・学研パブリッシング)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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