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【最新住情報ニュース 第72回】空家を放置しているとたいへんなことに!

2016/1/21(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

空家を放置しているたいへんなことに!

親から相続した家などを空家のままにしておくとたいへんなことになりそうです。

放置されたままの空家が増加して、防災や防犯、また環境や景観などさまざまな面から問題になっているため、昨年「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。この法律では市区町村などが空家対策計画を策定し、一定の措置が必要と見なされる空家を「特定空家等」と認定した上で立ち入り調査を行い、改善に関する指導、勧告、命令、代執行などが行えるようになっています。

昨年10月に国土交通省が全国の自治体を対象に調査したところ、76%が空家対策計画を策定済みか、これから策定を予定していることが分かりました。そのうち177の自治体が、2512件の指導・助言を行い、4自治体の13件で勧告が行われ、略式代執行で解体を行ったところも1件ありました。当面利用の予定はないからと放置していると、自治体から調査が入ったり、勧告などを受ける可能性もあるわけです。

リフォームを行った上で自分が住む住宅や賃貸住宅などとして活用する、あるいは新築住宅に建て替えて住んだり、貸したりする、それらが難しければ解体して売却する――など早急に利活用の方法を考えたほうがいいでしょう。

特定空家等に対する措置の実績(2015年10月1日時点)
市区町村数 措置件数
指導・助言 177 2512
勧告 4 13
命令 0 0
代執行 0 0
略式代執行 1 1

資料:国土交通省ホームページ

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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