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【最新住情報ニュース 第73回】住宅ローン、金利以外の競争が一段と白熱化

2016/1/28(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

住宅ローン、金利以外の競争が一段と白熱化

住宅ローンの金利引き下げ競争が激しくなっているのは、今年の第一弾の記事でご紹介した通り。でも、過度の競争は金融機関の利益を損ない、経営を圧迫することになります。そのため、最近は金利以外の面で各種の商品やサービスを充実、顧客を獲得しようとする動きが強まっています。利用者からみれば、一段と使い勝手がよくなる可能性があります。

下の一覧表はその例です。たとえば、大手ではみずほ銀行が賃貸併用住宅向けの専用ローンの発売を始めました。自宅部分が床面積の50%以上であれば、必要資金を一本の住宅ローンとして利用できます。アパートローンなどに比べて金利が低いので、たいへんメリットがあります。

ネット上で完結できるローンも増えています。ネット銀行では当然のことですが、信用金庫でも融資実行まで一度も店舗を訪問しなくてもいいローンを今年の9月からスタートさせる予定です。これまでもネットバンキングで手続きできましたが、最終的には一度は店舗を訪問する必要がありました。それがネット上だけで完結できるようになります。

フラット35も太陽光発電による売電収入を年収に加算して審査基準に対応できるようにするなどの新たな制度が動き出しています。

ますます進化する住宅ローン。自分たちに合ったローンみつけて、少しでも有利に住宅の建設などを進めるようにしたいものです。

最近の住宅ローンの新たな動きの例
金融機関・ローン名 内容
みずほ銀行 賃貸併用住宅ローン向けの専用ローン発売
三井住友銀行 携帯端末用アプリを開発し、事前審査を大幅に短縮
じぶん銀行 店頭訪問なしでネット上だけで完結できるローン開発
りそな銀行 高齢者向けの新型住宅ローンを開発
信用金庫 店頭訪問なしでネット上だけで完結できるローン開発
フラット35 Wフラット、リフォーム一体型、太陽光発電売電収入を年収に加算

※著者作成

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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