総合住宅展示場ハウジングステージTOP  >  住まいの最新情報一覧  >  住まいの最新情報(詳細)

【最新住情報ニュース 第81回】『公示地価』公表!地価上昇エリアが拡大

2016/3/31(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

『公示地価』公表! 地価上昇エリアが拡大

3月下旬、国土交通省から『公示地価』が公表されました。一般の土地取引や公共事業用地を取得する際に地価の指標となる重要なもの。これから土地を取得して注文住宅を建てたいと考えている人は、その動向をチェックしておきたいところです。

それによると、全用途の全国平均の対前年比変動率は0.1%の上昇。全用途・全地域の平均がプラスになったのは8年ぶりのことです。

東京圏の住宅地の平均は前年比0.6%の上昇。昨年は0.5%のアップでしたから、ゆるやかな上昇基調が続いているといっていいでしょう。

特に上昇が目立つのが東京都区部。区部都心部は4.6%、区部南西部は2.9%の上昇です。なかでも中央区は9.7%、千代田区9.4%など二桁に近い上昇率を記録しました。これは、富裕層向けの高額マンションの立地先としての強いニーズが、地価を押し上げているのではないでしょうか。

東京都は青梅市を除いてすべての市区町村で地価が上昇、神奈川県や埼玉県、千葉県でも上がっているエリアが増えています。たとえば、千葉県では君津市5.4%、木更津市3.2%など、都心からやや離れた地域でも高い上昇率を記録したところがあります。この地価上昇エリアの広がりを考えると、早めに用地を取得しておいたほうがいいかもしれません。

公示地価の詳細は国土交通省の土地総合情報ライブラリーで、誰でも自由に閲覧できます。

東京圏の地域別対前年平均変動率
住宅地 商業地
2015年 2016年 2015年 2016年
東京圏 0.5% 0.6% 2.0% 2.7%
東京都 1.4% 1.7% 2.9% 4.2%
東京都区部 1.9% 2.8% 3.4% 4.8%
区部都心部 3.7% 4.6% 4.8% 6.6%
区部南西部 1.9% 2.9% 2.4% 3.8%
区部北東部 1.0% 1.7% 1.5% 2.2%
多摩地域 0.8% 0.7% 1.4% 1.8%
神奈川県 0.4% 0.1% 1.4% 1.5%
横浜市 1.5% 1.2% 2.4% 2.3%
川崎市 1.1% 1.1% 2.8% 3.0%
相模原市 0.3% 0.4% 0.4% 0.9%
その他 ▲0.8% ▲0.1% ▲0.3% ▲0.2%
埼玉県 0.1% 0.1% 0.6% 0.8%
さいたま市 0.9% 1.1% 2.0% 2.3%
その他 0.0% ▲0.1% 0.1% 0.3%
千葉県 0.1% 0.2% 0.8% 1.1%
千葉市 0.2% 0.2% 0.0% 0.5%
その他 0.1% 0.2% 1.0% 1.3%

資料:国土交通省『公示地価』

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

住まいの最新情報一覧へ戻る


All House maker