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【最新住情報ニュース 第84回】今年度の太陽光発電の買取価格が決定!

2016/4/21(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

今年度の太陽光発電の買取価格が決定!

太陽光発電システムを設置すると、10kW未満の設備だと自宅で使い切れない余剰電力を電力会社が10年間買い取ってくれます。10kW以上のメガソーラーは、20年間の全量買取です。

この買取制度がスタートした2010年度の余剰電力買取価格は1kW時当たり42円でしたが、年々引き下げられ、東京電力管内の15年度の買取価格は33円でした。それが、今年度はさらに下がって31円に決まりました。

電力会社の火力や水力発電による調達コストは1kW時当たり24円程度といわれ、30円台で買い取れば赤字になってしまいます。この赤字分は全家庭で負担する制度になっていて、平均的な家庭で電気代を月額数百円程度押し上げています。このため19年度をメドに、家庭の余剰電力買取制度の価格は17円から18円まで引き下げで、この逆ざやを解消することになっています。

16年度に設置すれば、1kW時当たりの価格31円が10年間保証されます。17年度以降20円台、10円台に下がったとしても、31円が10年間続くのです。ですから、いずれ太陽光発電を設置したいと考えているなら、早めに実行したほうが得策です。

ちなみに国土交通省による注文住宅の新築時の設置率は14年度で42.7%に達しています。毎年数%の勢いで増加しており、16年度か17年度あたりには50%を突破するのではないかと期待されています。

住宅の形態別の太陽光発電設備設置率推移(単位:%)

160421

資料:国土交通省『平成26年度住宅市場動向調査』

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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