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【最新住情報ニュース 第94回】新設住宅着工戸数は年率換算で100万戸台に

2016/7/7(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

新設住宅着工戸数は年率換算で100万戸台に

国土交通省が2016年5月分の『建築着工統計調査』を発表しました。そのなかから、新設住宅着工動向をみてみると――。

5月の新設住宅着工戸数は7万8728戸で、前年比9.8%の増加です。利用形態別では、賃貸住宅などの「貸家」が前年比15.0%増と新設着工をリードしています。相続税対策として賃貸住宅建設が注目されており、好調か続いています。

また一戸建て住宅を中心とする「持家」は前年比8.9%、建売住宅や分譲マンションなどの「分譲」も7.9%の増加でした。これまでは、「貸家」がひとりで頑張って住宅着工を牽引していたのですが、ようやく「持家」や「分譲」も比較的高い増加率を記録するようになりました。

その結果、このままのペースで新設住宅着工が進めば、年間でどれくらの戸数になるかという季節調整値年率換算をみると、5月は約101.7万戸で久々に100万戸を突破しました。100万戸超えは昨年6月以来です。

景気に対する先行きには多少の不安はあるものの、住宅ローンは超低金利が続いており、住宅建設には追い風が吹いています。皆さんそろそろ住宅は建て時、買い時と考えるようになっているのではないでしょうか。

年率換算の住宅着工戸数の推移と前月比

160707

資料:国土交通省『建築着工統計調査』

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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