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【最新住情報ニュース 第103回】民間ローンやフラット35の金利が久しぶりに上昇

2016/9/8(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

民間ローンやフラット35の金利が久しぶりに上昇

このところ下がる一方だった住宅ローン金利、9月には久しぶりに上昇に転じました。8月後半に長期金利が上がったためですが、下のグラフにあるようにフラット35の返済期間21年~35年は8月の0.90%から1.02%に、0.12%のアップで3か月ぶりに1%台に戻しました。

民間の住宅ローンも同様で、特に固定期間選択型の固定期間10年の動きが大きいようです。たとえば、メガバンクのなかではキャンペーン金利として最も低い0.50%の金利だった三菱東京UFJ銀行は0.10%引き上げて0.60%に、三井住友銀行は0.70%からやはり0.10%上げて0.80%へ、みずほ銀行は0.65%から0.50%引き上げて0.70%としています。こちらは銀行にもよりますが、金利アップはおおむね5か月ぶりのことです。

2月のマイナス金利導入後、ひたすら低下する一方だった住宅ローン金利、これでそろそろ金利低下は終息し、上昇に転じるのかといえば、必ずしもそうともいいきれません。物価上昇率の動きをみると、日本銀行が目標としている2%どころか足元ではマイナスに逆行する動きもあり、今月には一段の金融緩和策が実施される可能性もあります。そうなると再び金利は低下することになるはずです。当面は神経質な動きが続くのではないでしょうか。

フラット35最低金利の推移(単位:%)

160908

資料:住宅金融支援機構ホームページ

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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