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【最新住情報ニュース 第105回】良質な木造住宅への補助金が200万円を超える

2016/9/22(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

良質な木造住宅への補助金が200万円を超える

2017年度予算に関する各省庁の概算要求が出揃いました。国土交通省住宅局関係の主なものとしては、下にあるような項目があがっています。

なかでも、これから住宅の購入・建設を考えている人が注目しておきたいのが、「地域の良質な木造住宅・建築物の生産体制の強化等」の266.92億円です。

これは、地域の住宅生産者グループにおける大工などの技能者育成・技術力向上の取り組みを支援し、中小工務店等における生産性の向上等を促進することで、地域の木造住宅生産体制の強化を図る目的で実施されます。

具体的には、長期優良住宅や認定低炭素住宅などについは1戸当たり100万円、ゼロ・エネルギー住宅は165万円を限度に補助金が支給されます。さらに、地域材を使用した住宅については20万円、三世代同居のための工事を行った場合には30万円が加算されます。ゼロ・エネルギー住宅に地域材加算、三世代同居加算を加えると最高215万円の補助金になります。

これは、消費者に支給されるものではなく、工務店に支給されますが、その分価格が安くなると考えればいいでしょう。来年以降の建築計画を考える上ではぜひとも頭に入れておきたい点です。

2017年度概算要求の住宅関連項目

・若年・子育て世帯が安心して暮らすことができる住生活の実現   1181.32億円
・高齢者が安心して暮らすことができる住生活の実現        464.2億円
・住宅セーフティネット機能の強化と新たな取り組みの構築     484.66億円
・住宅・建築物の耐震改修・建て替え等安全性向上の支援      140.6億円
・地域のニーズに対応した住宅の確保等による地域の活性化     253.39億円
・密集市街地の安全性確保に向けた総合的な環境整備        31.2億円
・良質な住宅ストックの形成と流通促進による住宅市場の活性化   60.5億円
・住宅・建築物の省エネ化の促進                 268.42億円
・地域の良質な木造住宅・建築物の生産体制の強化等        266.92億円
・空き家の活用・除却の推進                   32億円

資料:国土交通省ホームページ

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プランと税金対策』(学研パブリッシング)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載
◆読売新聞東京本社版『すまい×すまう』(月1回木曜朝刊)執筆・監修

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