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【最新住情報ニュース 第116回】フラット35の金利はジワジワと上昇傾向に

2016/12/8(木)

最新住情報ニュース

フラット35の金利はジワジワと上昇傾向に

住宅ローンの金利が上昇傾向です。今年の2月に日本銀行がマイナス金利を導入して以降、住宅ローン金利はひたすら下がり続けてきましたが、夏以降はその傾向にも変化がみられるようになり、最近はジワジワと上がり始めているのです。

12月の金利をみると、住宅金融支援機構と民間提携の全期間固定金利型のフラット35をみると、底だった8月の金利0.90%に対して、12月は1.10%。この4か月で0.20%アップしているのです。3000万円を35年返済で借りるとすれば、毎月返済額は8万3294円から8万6091円に2797円の増加。35年間の総額では約117万円も負担が重くなることを意味します。そう考えると、これ以上金利が高くならないうち住宅ローンを組んだほうがいいのかもしれません。

民間ローンでは、変動金利型の金利はメガバンクで0.625%からはこのところほとんど変わっていません。しかし、住宅ローン金利の指標といわれる固定期間選択型の10年ものの金利は、フラット35同様にジワジワと上がっています。メガバンクでは、みずほ銀行と三井住友銀行は夏には0.6%、0.7%台だったのが現在は0.8%に、三菱東京UFJ銀行では0.5%だったのが、0.6%になっています(三菱東京UFJ銀行は3月末までのキャンペーン金利)。民間ローンの金利上昇も気になるところです。

フラット35最低・最頻金利の推移 (単位:%)

161208

資料:住宅金融支援機構ホームページ

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載

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