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【最新住情報ニュース 第145回】半数以上が変動金利型の金利リスクを理解せず利用!

2017/7/27(木)

最新住情報ニュース

半数以上が変動金利型の金利リスクを理解せずに利用している!

住宅金融支援機構が民間金融機関の住宅ローンを利用してマイホームを取得した人を対象とした調査、『2016年度民間住宅ローン利用者の実態調査〔民間住宅ローン利用者編〕(第2回)』の結果を公表しました。

2017年3月に借りた人の実績では、変動金利型利用者が54.0%と半数を超えました。全期間固定金利型などに比べて金利の低さが最大の魅力なのでしょうが、変動金利型には借入後の金利上昇による返済額増額のリスクがあることをシッカリと理解して、その対策も考えながら利用していればいいのですが、残念ながらそうではないようです。

変動金利型は金利上昇によって返済額が最大25%増える可能性があるのですが、そうした「適用金利や返済額の見直しルール」について、「十分理解」「ほぼ理解」している人は合計6割弱で、残りの4割強の人たちは、「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」としています。

さらに、「将来の金利上昇に伴う返済額増加への対応策」に関しては、理解できていない人の割合合計が5割を超えています。

これでは、ローン事故のもとです。金利の低さだけで飛びつくのではなく、その商品特性やリスクについても十分に理解しておきたいところです。

住宅ローンの商品特性や金利リスクの理解度

資料:住宅金融支援機構『2016年度民間住宅ローン利用者の実態調査〔民間住宅ローン利用者編〕(第2回)』

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載

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