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【最新住情報ニュース第167回】日本銀行の調査 1年後の物価上昇率は4.3%!?

2018/1/26(金)

最新住情報ニュース

日本銀行の調査――1年後の物価上昇率は4.3%!?

日本銀行では3か月に一度、生活者の意識や行動を把握するために『生活意識に関するアンケート調査』を実施しています。その最新の調査は2017年11月から12月にかけてのものですが、生活者の意識にも幾分明るさが出てきたようです。

調査では、景況感について「良くなった」「変わらない」「悪くなった」の3段階で評価を聞いています。その結果の「良くなった」とする割合から「悪くなった」を引いた、いわゆるDIの推移を、現在と1年後に分けてグラフにしてみました。現在、1年後ともにまだマイナスの水準とはいえ、トレンドとしては右肩上がりの回復傾向にあることが分かります。

現在の物価に関しては、「かなり上がった」「少し上がった」の合計が67.1%で、1年後の物価については、「かなり上がる」「少し上がる」の合計が75.6%に達しています。しかも、1年後の物価の上昇率見通しの平均は4.3%という結果でした。

景気が良くなって賃金が上昇、適度に物価が上がれば私たちの生活も良くなるのでしょうが、物価に限れば、その上昇は私たちには逆効果の面も。物価の上昇は地価や建築費、ひいては住宅ローン金利の上昇につながり、生活は厳しくなり、住宅取得も難しくなります。住宅を取得しやすくなるよう、いい形の景気拡大につながることを期待したいものです。

現在と1年後の景況感のDIの推移

資料:日本銀行ホームページ

著者

山下和之(やました・かずゆき)
新聞・雑誌・単行本の原稿制作、各種講演・メディア出演など広範に活動。主な著書に『よくわかる不動産業界』(日本実業出版社)、『マイホーム購入トクする資金プラントと税金対策』(学研プラス)、『住宅ローン相談ハンドブック』(近代セールス社)などがある。
住宅ジャーナリスト・山下和之のよい家選び
『Business Journal』(企業・業界)に記事連載

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