総合住宅展示場ハウジングステージTOP  >  住まいの最新情報一覧  >  住まいの最新情報(詳細)

【第18回】住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

2014/12/18(木)

住宅ジャーナリスト 山下和之の最新住情報ニュース

メーカーの規模によって評価・認定制度への取り組み姿勢はこんなに違っている!

ハウスメーカーの団体である住宅生産団体連合会が、住宅性能表示制度などへの各社の取り組みについて調査を行っています。

住宅の基本性能を第三者機関が評価する住宅性能表示制度については、年間着工戸数が500戸以上のメーカーでは4割近くが「ほぼ全棟」か「半数程度」で評価書を取得し、取得しない物件でも、「顧客の要望で評価書を取得」が4割を超えています。年間着工戸数の多いメーカーでは、何らかの形で住宅性能表示制度を利用できると考えていいでしょう。

それに対して、年間着工戸数50戸未満では「ほぼ全棟」か「半数程度」で評価書を取得している割合は1割以下にとどまり、「顧客の要望で評価書を取得」も2割程度。しかも、住宅性能については聞かれない限り説明しないところもあります。

また、構造躯体が100年以上継続使用できることなどが条件の長期優良住宅認定制度については、年間着工戸数500戸以上では4割近くがほぼ全棟で取得しているのに対して、50戸以下では1割程度という違いもみられます。

住宅の基本性能への考え方、取り組みにはメーカーの規模によってかなりの違いがみらます。注文住宅の建設をどこに依頼するのかを考えるに当たっては、こんな点にも注目しておく必要がありそうです。

年間着工戸数別の住宅性能表示制度への取り組み
50戸未満 50戸以上
500戸未満
500戸以上
ほぼ全棟で評価書(設計・建設)を取得 3.0% 2.6% 28.6%
ほぼ全棟で評価書(設計)を取得 1.5% 1.3% 4.8%
半数程度で評価書(設計・建設)を取得 2.5% 2.6% 4.8%
半数程度で評価書(設計)を取得 1.0% 0.7% 0.0%
顧客の要望で評価書(設計・建設)を取得 21.7% 37.5% 40.5%
顧客の要望で評価書(設計)を取得 6.4% 9.9% 14.3%
自己評価を行うが、評価書は取得しない 10.3% 7.9% 0.0%
住宅性能は説明するが、自己評価までは行わない 13.3% 7.9% 4.8%
住宅性能は顧客に聞かれれば説明する 40.4% 29.6% 2.4%

 

(資料:住宅生産団体連合会『住宅性能表示制度等取組実態調査』)

住まいの最新情報一覧へ戻る


All House maker