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今どきの住まい・暮らし

2023.04.12

私の好きな2つの要素がバランスよく交わる暮らし

―私のとっておきのおうち時間-
フォトグラファー・軽部きはるさんの「私の好きな2つの要素がバランスよく交わる暮らし」

2022年夏、結婚を機に慣れ親しんだ関西を離れ、活動の拠点を東京に移したフォトグラファーの軽部きはるさん。ご主人と暮らす新居は、軽部さんの大好きなアウトドアのアイテムやグリーンがバランスよく配され、心地いい空間が広がっていました。

INDEX

インテリアになじむアウトドア要素

床に額を並べて、もっとも適したレイアウトを探していったという壁面のディスプレイ。軽部さんのセンスが光る。

壁面を賑やかに彩るアートや写真が印象的な軽部邸。インテリア好きの軽部さんのセンスが存分に発揮されたこのお住まいの中で、さりげなく存在感を放っているのが数々のアウトドアアイテムです。軽部さんは日常の暮らしの中に、アウトドアという非日常の要素をバランスよくなじませ、居心地のいい空間へと仕立てています。

軽部さんがキャンプにはまったのは6年ほど前のこと。その後、キャンプ用のグッズやギアは増えていきましたが、コロナ禍におけるステイホームが実施されるとキャンプに行く機会は減り、せっかく購入したアイテムもなかなか使えない状況が続きました。

「私がキャンプ道具をインテリアに取り入れるようになったのは、ちょうどそのころでした。キャンプに行くのもためらうような状況だったので、自宅で“おうちキャンプ”をしようと思ったのがきっかけです。もともとデザインが気に入って購入した物ばかりだったので、このまま部屋に飾ってもいいんじゃないかと。最初は1つ2つぐらいだったのですが、気づいたらどんどん増えていきました(笑)」

画像(左):軽部さんが一目ぼれしたというペトロマックスのオイル式ランタン。室内では使えないため、インテリアのオブジェとして空間を彩る。

画像(右):ダイニングテーブルに合わせて購入したスノーピークのTake!チェアは、しっかりと体を包み込むので座り心地も抜群。生成りの布地と竹のフレームが空間に柔らかな印象を与えている。

新居でもダイニングテーブルにはスノーピークのTake!チェアを合わせ、リビングにはハイランダーのウッドロールトップテーブルを置いています。その近くにはコールマンのアウトドアワゴンを飾り棚として使い、軽部さんが一目ぼれしたというペトロマックスのランタンはオブジェとして飾っています。

所々にグリーンを置くことで、アウトドアアイテムの武骨な印象が和らぐ。
最近のお気に入りのグリーンは、形も名前もユニークな「パンダガジュマル」だそう。

これらのアウトドアアイテムとインテリアのバランスを図っているのが、部屋のあちこちに置かれたグリーンの数々です。ご夫婦ともに植物が好きというだけあって、室内には大小さまざまなグリーンが置かれ、家にいながら身近に自然を感じられる要素にもなっています。

「インテリアで心がけているのは色使いです。私はたくさんグリーンを置きたいので、それ以外の物の色はできるだけ彩度を抑え、生成りやシルバーなど調和しやすい色を選ぶようにしています。でも、最近はポップな物や面白い物にも惹かれていて、少しカラフルになってきているかもしれません(笑)」

用途に合わせた明確な空間づくり

リビングのテーブルもアウトドア用アイテム。天気のいい日はベランダに移して、ベランピングを楽しむことも。

もうひとつ、軽部さんがこだわっているのが空間の使い方です。「食べる」「くつろぐ」「寝る」とそれぞれ空間を明確に分けることで、気持ちが切り替わり、不思議と落ち着くのだとか。特にキッチン、ダイニング、リビングはゆったりとした広さが確保され、決して物が少なくない軽部邸に心地よい余白をもたらしています。

「わが家は収納スペースが少ないので、飾りながらキャンプ道具を収納した方が効率的なんです。キャンプに行くときは、家の中に飾っている物もすべて持っていくので、そのときばかりは家の中がガランとします(笑)」

画像(左):コールマンのアウトドアワゴンの上にすのこを置き、飾り棚として使用。

画像(右):リビングの壁面の棚には、お気に入りのアウトドア雑誌やレイルロードランタンを模したLEDランプをディスプレイ。

また、撮影以外はご自宅で仕事をすることも多いという軽部さん。そのときは日当たりのいいダイニングがメインの仕事場になるといいます。

コールマン社のリクライニングチェアは、少し重さはあるものの、折り畳めるのでとても便利なのだとか。
「この椅子は座り心地がよくて、座ったらなかなか動けません(笑)」。

「寝室にもデスクがあるのですが、少し狭いのでやる気が失せてきちゃうんです。その点、ダイニングは日も当たって気持ちがいいし、テーブルもお気に入りなので、自然と仕事がはかどります」

結婚前はそれこそ遅くまで仕事をすることもあったそうですが、今は時間でオンとオフを区切るように心がけているそうです。

友人たちにも喜んでもらえるくつろぎ空間を

料理好きでもあるという軽部さん。木目調でまとめられたキッチンは、使い勝手を優先に整えられている。

さらに軽部さんはDIYで空間を楽しむ試みも。キッチンのカウンターはご主人と一緒にDIYで組み立てたものだそうで、調理スペースとして活用しているだけではなく、ごみ箱を隠す場所としても一役買っています。

「このカウンターがあるだけで料理が楽しめるようになりました。その後、シンク前の棚を私が作ったのですが、かなり大変でした(笑)。でも、好きな物を見ながら片付けができるので、それだけで気持ちが変わってきます」

画像(左):軽部さん自ら、寸法を測って組み立てたキッチン壁面のラック。ここにもキャンプで使うマグカップなどが並ぶ。

画像(右):カウンターキッチンに憧れていたという軽部さん。ご主人と一緒に作ったカウンターは使い勝手も抜群だそうで、キッチンに立つのが楽しくなったという。

最近取り付けたばかりのリビングの壁面や棚は、まだ完成形ではないと話す軽部さん。今も大好きなインテリア誌を眺めながら、ベストなディスプレイに向けて探求心がうずいているよう。

「私は家にいる時間も長いので、自分たちの好きな物に囲まれた中でくつろげる家にしたいなと思っているんです。その中で友人たちも一緒に楽しんでくれたら、それが私にとって一番のお気に入りの時間になります」

リビングには有孔ボードを活用してディスプレイ用の壁を設置。
テレビの配線コードなどは、もともとの壁面との間に設けたすき間に隠しながら収納している。
「今は、この壁をどういう風に飾っていこうかと考えているところです」と話す軽部さん。

自分たちの”好き”を詰め込みながら、それによって派生する“変化”も楽しんでいる軽部さん。新居での暮らしが軽部さんのインテリア熱をさらに高めているようです。

住宅展示場にはくつろげる空間づくりやゲストをもてなす工夫など、さまざまなアイデアを見ることができます。ぜひ、お近くの住宅展示場でインテリアのヒントを探してみてください。

取材協力

フォトグラファー 軽部きはるさん

大学で建築デザイン学科を専攻し、卒業後は竣工写真のフォトグラファーとして4年間経験を積み、2022年に独立。商品撮影、趣味のアウトドアやライフスタイルをInstagramで公開しながら、商品撮影や執筆、取材、企業とのタイアップなど多岐に渡って活動中。そのほか、企業ホームページやウェディング、家族写真、カタログ等の撮影も行う。

【リンク】
ホームページ(リンク:https://lit.link/kyaruxx)
Instagram(リンク:https://www.instagram.com/kyaruxx/)

取材・執筆:石倉 夏枝
撮影:小島 沙緒理

Ⓒ2023 Next Eyes.co.Ltd

コラムはネクスト・アイズ(株)が記事提供しています。
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