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今どきの住まい・暮らし

2019.08.09

海と描くライフサイクル – 居心地のよい家族との時間 –

【Natural Life – 自然を感じるライフスタイル】

 

國岡あいさん・三浦安間さん(夫)(神奈川県在住)

カメラマンで夫の三浦安間さんとの結婚を機に鎌倉へ移住し、3階建ての住居を構えた國岡あいさん。プロスノーボーダーやピラティスのインストラクターとして活動する傍ら、以前から楽しんでいたもうひとつの趣味が、サーフィン。

「テイクオフして板が走り出す瞬間や、波に乗っているときの浮遊感の気持ちよさなど、とにかく好きなところを語り出したらきりがありません(笑)。でも、自然相手だから思い通りにならない、というところが一番の魅力ですかね。こちらが波に合わせないと乗れない。しかも当然、同じ状態の波はないし、巻かれて悔しい思いをすることもある。そんな中、いい波に乗れた会心の一本があったりすると、その日はずっと気分のいい日になるんです」

 

ナチュラルライフ_海

 

鎌倉での生活からサーフィン熱がより本格的になり、ライフサイクルの中に自然と組み込まれたという現在。自宅から海へ歩いて約1分という好立地も、あいさんにとって大きなメリットのひとつ。

「目が覚めたらまずは屋上に上がって、波の状態を見るのが日課ですね。自分にとってのストレス発散が海に入ることなんですよ。主人もサーフィンをやるから、気持ちを分かってくれるんです。いい波の時は、早起きして主人が起きる前に海に行ったりしています。スノーボードもピラティスも体幹やバランス感覚を必要とするので、サーフィンと根幹では繋がっている。だから私という人間は、横ノリが軸になっているんです」

 

 

アスリートなので元々バイタリティ豊富ではあるが、より健康的なライフスタイルへと変化したきっかけは、やはり結婚、出産して、かけがえのない家族ができたことの様です。

「一番の変化は生活が家族中心になったことですかね。今までは自分のやりたいように動いていたんです。子どもが生まれて自分中心ではなくなったけど、それでも大丈夫な自分がいるんです。ごく自然に自分が自由に動いていた頃よりも、家族と一緒にいる時間のほうが大切になったんです。家族の存在って、本当に大きいですね」

 

ナチュラルライフ_海

 

自宅を建ててから家族と一緒に過ごす時間も増え、落ち着ける空間が心にゆとりを与えてくれているという。

「家を建ててからは、やっぱり心の持ちようが変わりましたね。以前は賃貸だったので、どことなく圧迫感があったんです。でも今は、ちょっと疲れたときは屋上から海を眺めればスーッと気持ちも楽になりますし、心に余裕ができます。子どもを育てる環境としても最高だと思います」

 

ナチュラルライフ_海

 

最高と語る鎌倉の環境で、海沿いならではのアクティビティを楽しんでいるあいさん。休日も家族や友人たちと有意義な時間を過ごしている様です。

「暖かな季節になると友達とBBQをよくやります。子どもとSUP(スタンドアップパドルボード)で海へ出て魚を観察したり、磯遊びもしていますね。いい波があれば、もちろんサーフィンもしますけど、海沿いでは春から夏にかけて毎週のように何かしらのイベントが行われていたりするので、子どもとよく参加していますね」

 

ナチュラルライフ_海

 

素敵な家と居心地のよい環境、そして愛する家族。ワークと趣味を満喫しながら、ゆとりを持った健康的な日常を過ごす。あいさんは、そんな理想的ともいえるライフスタイルをおくっています。

「家族は私にとって宝であり、落ち着ける場所です。家族といることによって、以前より悩むことがほとんどなくなりましたね。意外といろいろ考えちゃう性格だったんですけど、今はまあいいやと受け流せるようになった。それは信頼できる家族がいてくれる安心感からだと思います。今、気持ちがすごく満たされているんですよ」

 

INDEX

取材/撮影/ライティング
ART PEACE Inc.

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