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今どきの住まい・暮らし

2022.12.28

インスタグラマー_村上雅美さんの モチベーションアップの秘訣は「飾る」収納

インテリアや料理、お菓子作りの様子をインスタグラムで発信し、人気を博している村上雅美さん。今から11年ほど前に建てたご自宅には、17歳でインテリアに目覚めた村上さんが、1つひとつ集めてきたお気に入りのアイテムが空間を彩っています。

INDEX

【1】「家の中を楽しくしたい!」その思いがディスプレイへとつながる

ナチュラルアンティークな世界観が広がるリビングダイニング。今年、憧れだったアラジンのストーブを手に入れ、今はこのストーブに合う薬缶を物色中だとか。

随所に飾られたアンティークのアイテムがナチュラルな木の質感とマッチし、まるでおしゃれな雑貨ショップのような村上邸。お気に入りの器や仕事関連の物はコーナーを設けてまとめて飾ったり、1番目が届く場所には、季節物を飾ったりと、雑然とならないように工夫しています。

器へのこだわりは「料理のモチベーションを上げるため」でもあるという村上さん。お気に入りの器が少しずつ増えていく喜びと、大切に使おうと思う気持ちがディスプレイからも伝わってくる。

「この家を建てたのは、小学5年生の息子が生まれる少し前でした。すでに上の子どもたち3人の育児や家事に加え、主人の実家のクリーニング店の手伝いもあり、当時は外に遊びに行く機会もあまりなかったんです。それで少しでも家の中を楽しくしたいと思い、お気に入りの物を飾るようになっていきました」

そのころはお子さんが幼かったこともあり、飾るのは「壊れてもいい物」と割り切っていたそうですが、インテリア系コミュニティサイトの参加をきっかけに、村上さんのインテリア熱は加速していきました。

「そのサイトに家の写真をアップすると、インテリア好きの人たちが『素敵ですね』と声をかけてくれたんです。日常生活で『素敵ですね』といわれることは滅多になかったので、それがとても嬉しくてどんどんはまっていきました」

画像(左):ダンスもインテリアにマッチするように色を塗り、取っ手を変えてリメイク。

画像(右):お菓子づくりも「面倒くさいことは苦手」だというが、その出来栄えはカフェのよう!

その1年後にはインスタグラムをスタートした村上さん。毎日、インテリアの写真を撮っていると、家の中も自然と片付けるようになりました。

「これだけ物があると掃除は大変です。私は掃除が嫌いなので(笑)、写真を撮るときにホコリに気づいたら掃除するようにしています。こまめに掃除できるのは、インスタグラムのおかげですね(笑)」

【2】大好きな物に囲まれて、モチベーションもアップ!

庭の木のグリーンが映えて、まるで海外の住宅のような雰囲気のキッチン。窓の格子は、実は村上さんがDIYで取り付けたもの。既存の物にひと手間加えることで、理想の住まいへと一歩近づく。

この家の中で一番のお気に入りはキッチンだと話す村上さん。2連の窓の向こうに庭の木のグリーンが映えるナチュラルな空間のキッチンは、調理器具や食器とともにアンティークの雑貨がいくつも飾られ、とてもにぎやかです。村上さんが厳選した一つひとつのアイテムがとても愛らしく、キッチンに立つと自然と気持ちが高まります。

「私は料理も苦手なんです(笑)。だから、できるだけモチベ―ションを上げられるように、好きな物をキッチンに置くようにしています。好きな物を見ると気分も上がるので、それらを飾るためにDIYでスペースも作ります」

画像(左):冷蔵庫の横のすき間も無駄にしない。DIYで棚を作り、その時の気分や季節に合わせてディスプレイを楽しむ。

画像(右):今は使われなくなった勝手口にも棚を設置し、大好きなコーヒー関連のグッズを飾る。これらの棚はすべて簡単に取り外せるのも村上さんのこだわり。

また、キッチンに立ったときの目線の先にあるリビングの壁面には、お気に入りのアイテムを飾る棚を設け、季節感を意識したディスプレイを心がけているとか。反対にダイニングテーブルの上がごちゃごちゃしていても気にならないように、キッチンカウンターの上にはアンティークのステンドグラスを立てかけています。すべては家の中で気持ちよく過ごしたいという、村上さんの思いから生まれたものです。

画像(左):キッチンカウンターの上には目隠し用にアンティークのステンドグラスを。

画像(右):キッチンに立ったときに目に入るリビングの壁には、棚やフレームを用いてお気に入りをディスプレイ。

「家の中を楽しくしたいという思いはずっと変わらないですね。楽しくなければモチベーションも上がらないし、そのために『飾って見せる』収納にした方が絶対に楽しいと思うんです!」

【3】飾る収納にはとことんこだわり、隠す収納は「緩く」がモットー

仕事関連の物はこちらのコーナーに。部屋の雰囲気に合わないパソコンやプリンターなどは隠し、アンティークの小物をディスプレイして雰囲気を引き立てる。

村上さんのインテリアのこだわりはもう一つ。それは「アンティークに偏りすぎないこと」だそう。

「アンティークすぎるとそこだけ浮いてしまうから。物を購入するときは、部屋の雰囲気やサイズ、全体のバランスを意識して買うようにしています。今でも欲しい物はたくさんあるのですが、アンティークは簡単に買える物ではないので、少しずつ買い揃えていこうと思うし、そのためにがんばろうと励みにしていますね(笑)」

「飾る収納」にはとことんこだわる村上さんですが、日用品などの細々した物はどこに収納しているのでしょうか。

細かい物はなるべくまとめて飾るのも村上さんのポイント。手前に重ねた洋書は、海外の方のインテリアを参考にしたそう。

「なるべく生活感のない空間にしたいので、カゴや引き出しを利用して収納しています。子どもたちも使う食器やカトラリーも引き出しに収納していますが、多少ごちゃついていても気にしません。わが家は見せる収納はこだわりますが、隠す収納は『緩く』がモットー。そのメリハリは大事にしているかもしれませんね」

以前は扉を付けたこともあったそうだが、使い勝手も悪く、中も見えないことで雑然としたので、今はオープンに。その一方、見せたくない物は引き出しに収納して隠す。このメリハリが大事だと話す村上さん。

子育てや家事、仕事と多忙の毎日を送るからこそ、家の中は大好きな物に囲まれて暮らしたい。それが村上さんの物選びの基準であり、ディスプレイ術の源になっています。

住宅展示場にもプロによるさまざまなディスプレイが楽しめます。ぜひ、皆さんもお近くの展示場に足を運び、ご自身のモチベーションが高まる飾り方のヒントにしてください。

取材協力

インスタグラマー 村上雅美さん

東京都町田市内でご主人とともにクリーニング店を営む傍ら、インスタグラマーとして日々の出来事や好きな物を中心に発信している。2011年に新築した一戸建てに家族6人と犬1匹と暮らす。17歳でインテリアに目覚め、今もアンティークを中心に少しずつお気に入りを集めてディスプレイを楽しんでいる。

【リンク】
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/kokkomacha/
      https://www.instagram.com/dry_cleaning_craftman/

編集・執筆:石倉 夏枝
撮影:小島 沙緒里

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コラムはネクスト・アイズ(株)が記事提供しています。
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