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家づくりの雑学

2024.03.26

おしゃれな注文住宅を建てるコツは?事例や注意点も紹介

注文住宅を検討する方は「せっかくこだわるのだから、機能だけではなく外観も、長く満足のいくおしゃれな家にしたい」ご希望があるかと思います。

当記事は、おしゃれな注文住宅を建てるコツ、事例や注意点をご紹介しますので、おしゃれな家をつくりたい方は参考にしてください。

INDEX

注文住宅をおしゃれな家にするためのコツ

おしゃれな家を実現するのは、家を構成する各要素の積み重ねのため、まずそれぞれの要素が家の見え方にどのように影響するかの観点でご説明します。

外壁

外壁は家の第一印象を左右する大きな要素です。クールか、温かいか、現代的か、懐かしい感じか、洋風か、和風か、素材の持つ質感や色で大きくイメージが変わります。

家をつくる施主の持つイメージがはっきりしているほど、統一感が出ておしゃれな家にしやすいでしょう。

上記の写真は外構の色や素材感、門扉の意匠を建物の外観と統一しているため、おしゃれなだけでなく、周囲にすっきりと溶け込んで違和感のない景観をつくっています。

家の形

家の形を自由にしやすいのは、注文住宅ならではの魅力の一つでしょう。家の形はどのような方向で個性を発揮するかの基準となるポイントです。

ただ、家の外形は間取りから優先する部分もあるため、兼ね合いを考えながら検討を進める形になるでしょう。

写真のようにデザインのポイントとなる尖り屋根のパノラマ部分は、吹き抜けにして採光や通風に役立てるか、広めのホールとして活用します。

間取り

間取りは、見た目の印象と実用性を兼ね備える場として、腕の振るいどころといえるでしょう。
上の写真のように、近年増えている吹き抜けやスキップフロア、階段のあるリビングは、家族の連帯をつくるための構造として機能しています。

以下のアンケート結果のように、インテリアへのこだわりの強さは、リビングに集中しています。

一条工務店調べ

リビングは収納するものも多い場所であり、うまく隠してすっきりとシンプルな暮らしを実現できる収納やキッチンのパントリーを工夫すると、生活しやすいだけでなく、おしゃれな外観につながります。

窓の取り方

窓は家の内と外の両方に機能するため、おしゃれな家にするため果たす役割は大きいです。

写真のように開口部を大きくとって、リビングの高級感あるおしゃれな演出につなげつつ、外観のアクセントにも活かせます。

小窓や高窓も、配置を外観のアクセントにするなどのデザイン性を考えて検討しましょう。

床材

「足元」は毎日の暮らしの気分を左右し、来客の印象にも影響がある部分です。近年の注文住宅で人気があるのは、木の質感や素材感をデザインに活かした無垢のフローリングでしょう。

お部屋の機能や、どのような気持ちで過ごしたいかで、色や表面のツヤなどの仕上げも考えましょう。

和モダンのテイストにする場合によく用いられるのは、正方形の琉球畳をコーナーや置き畳に配したリビングです。

内装の壁

内装の壁材はクロスのほかにタイル、木材、塗り壁などを用いますが、近年は塗り壁がおしゃれな壁材として人気を集めています。

写真のように純和風だけでなく、和モダンの内装にも柱を露出させる真壁(しんかべ)と塗り壁を組み合わせると、モダンかつ人にやさしい自然な風合いを楽しめるでしょう。

塗り壁は調湿性や防火性、防音性に優れているうえ、さまざまな色や質感を選べます。

【事例】注文住宅のおしゃれな家を紹介

注文住宅は設計の自由度が高い分、何に重きを置くかをはっきりしておくのが、家づくりの成功の秘訣といわれます。

おしゃれの背景に施主の方の意思の感じられる家づくりの事例をご紹介します。

シンプルでもおしゃれな外観

外観の基本は、写真のようにシンプルな切妻屋根とサイディングで予算に重きを置かず、その分内装や設備、あるいは安全性や快適性などの住宅性能にこだわる場合もあるものです。

しかしそれでも石や木材をアクセントに使うアイデアが景観上の奥行きを表現し、効果を発揮しています。

さらに門構えや植栽など、外構もトータルでコーディネートすれば、コストをかけず効果的におしゃれな外観の演出も可能です。

家屋が道路に接する側はプライバシーを守る観点から窓やテラスを設けづらく、単調な外観になりやすいですが、うまく処理されています。

リビングの開放感を最大限に活かす間取り

解放感は、近年のリビングの演出を考えるうえで重要なキーワードです。

高い吹き抜けと大きな窓、スキップフロア=中2階を介してリビングから直接連なる階段が目を引きます。

開放的なリビングの仕様は、常に声を掛け合える、小さな子どもを見守れるなど、家族のつながりや生活様式にもよい影響があるといえます。

ただし、大きなひとつながりの空間は空調や採光、通風などの状況に影響があるので、シーリングファンや床暖房、操作しやすい高窓のシェードなど、相応の対策をしましょう。

キッチンや食卓もすべて空間として一体化しているのに、生活雑貨はすっきり収納されている状態も、おしゃれなリビングの条件です。

大きな開口部でリビングとつながる戸外

大きな開口部を設けたリビングは、戸外のウッドデッキやタイルのテラスとの連帯感を出せば、さらに開放感を演出できます。

屋内からの眺めで自然との一体感、太陽光の明るさを実感でき、窓を開ければ風や大気の温度も感じられるでしょう。

戸外に向けてアウトドアスペースを設けるうえでは、プライバシーへの対策が必要になるため、最上階のテラスに屋上風に設けるケースも多いです。

戸外も家具を配置してアウトドアリビングとしたり、バーベキューやグランピングなど、アウトドアを楽しむ場所として機能させたりするのもおすすめです。

おしゃれな注文住宅を建てるときに気を付けたいこと

いうまでもなく、おしゃれにこだわった結果住みにくい家になったり、想定したようにおしゃれにならなかったりするのは本意ではありません。

おしゃれな注文住宅を建てたいときには、どのような点に気を付ければよいかをご説明します。

イメージを具体化する

設計のプロと話していても、言葉だけではなかなか伝わりづらい部分はあります。

まず、過去の施工でどのような事例があるか、建築雑誌やWebサイトから探して、自分のイメージに近いものを探してみましょう。今まで知らなかったような、素敵なデザインに出会うかもしれません。

画像や動画で示して「ここの色をもう少し濃く」と具体的に話せれば、意図も非常に伝わりやすくなります。

素材の質感はサンプルをもとに話し合いができますが、よいと思った色彩は言葉で表現するのが難しいため、具体例を準備するのがおすすめです。

トーンやテイストを統一する

外観や内装は、色彩や質感などのトーン、和風、洋風、現代風などのテイストを統一すれば、まとまった印象のおしゃれな空間づくりができます。

内装のカラーコーディネートは、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを70%対25%対5%の比率で配分する黄金比の手法を使うと、まとまりやすくなります。

外観の色づかいは使う色を絞り込み、周辺の街並みと調和しているかも考慮すれば、おしゃれな家になるでしょう。

シンプルにした方がいい箇所がある

シンプルにするところは思い切ってシンプルにを心がけましょう。とくに壁と床はなるべくシンプルにし、一部アクセントで壁の色を変える程度にすると、全体的におしゃれなバランスに仕上がります。

内外装は単独で「この色が好き!」というのは避け、必ず色の組み合わせですっきりとシンプルにまとまるくらいにしておくのが、よい結果につながります。

壁と床は面積が広く、目立つ色柄を使うと落ち着かない暮らしになりがちです。

シンプルな中に「ポイントとして何を取り入れるのがよいか」のバランスで考えましょう。

暮らしやすさは大丈夫か

家族構成や暮らしのスタイルから、暮らしやすい家はどういうものかを考え、家の形や間取りを決めていきしょう。

決めた点をもとにおしゃれな意匠と両立したり、暮らしの要望をおしゃれに活かしたりします。

たとえば「子どもとどのように接する時間を設けるか?」「家族の中で遅くまで起きて何かをするのは誰か?」「家族それぞれに適した場所はあるか?」「庭の用途は?」などの点をまとめましょう。

現状の不満な点を挙げてみるのもよいでしょう。

一条工務店調べ

趣味や、趣味の道具をどう扱うかも、暮らしのイメージをまとめるポイントです。

流行を追い過ぎない

注文住宅にも、流行の意匠や間取りがあります。流行は時代の要望で生まれるものでもありますが、家は長く住み続けるもので、流行りを理由に何かに無理をしないのが大切です。

時代遅れになったら恥ずかしいという点より、暮らしにくい点が問題です。常に家族が集まる場所なのに音がうるさい、寒いなどの機能上の問題が生じないか、よく検討しましょう。

もちろん満足度は優先順位の問題でもありますので、「この点は犠牲にしてもこれで満足!」という場合もあり得ます。

家族の意見は反映しているか

「多くの人の意見が入ると焦点がぼけてしまう」「とくにおしゃれなものをつくりたいなら、こだわりは譲れない」確かにあるかもしれません。

しかし、家に暮らすのは自分だけではありませんし、自分だけでは考えられなかったおしゃれのアイデアや、暮らしの知恵が共有できるチャンスでもあります。とくに家事や育児の効率は、家族全員の時間効率を左右します。

意見をまとめるのに焦りは禁物です。ご家族でよく話し合い、譲れない点の優先順位を決めていきましょう。

将来の暮らしの変化に対応できるか

住まいの暮らし方は年月を経るにしたがって子どもの進学や独立、転職やリタイア、老後の生活スタイルなど、さまざまな変化を伴います。

使わなくなる子ども部屋をどうするかや、親との同居、介護に使う部屋はどのようなものがふさわしいか、高齢でも使いやすい玄関や車庫などを知っておきましょう。

そのうえで、おしゃれな家づくりとの両立は、いくらでも可能です。

コスト意識は問題ないか

こだわりを詰め込み過ぎて、予算オーバーや、コストのかけ方のバランス不全になる可能性があります。

予算の範囲と、こだわりたい点の優先順位を決めれば、コスト意識と何を大事にしたいかも見えてくるでしょう。

たとえば趣味と実益を兼ねたインナーガレージや、夫婦で使うリモートワークスペース、狭小地をフルに活かすホームエレベーターなどデザインや機能にこだわる点を決めます。一方、ほかでコストを抑えるなどのバランスを考えましょう。

まとめ

おしゃれな注文住宅を建てるコツ、事例や注意点をご紹介しました。

施主のこだわりを活かしやすいのが注文住宅のメリットです。しかしこだわりを実現するための下調べや、家族の話し合いが、住まいの設計の成否を左右します。

検討段階で、さまざまな内外観のおしゃれの参考事例を集めるのは、とても楽しいものです。家族の暮らしにマッチした、素敵な意匠を見つけられるのを願ってやみません。

執筆・情報提供

滋野 陽造

保有資格:宅地建物取引士 賃貸不動産経営管理士。
マスコミ広報宣伝・大手メーカーのWebディレクター・不動産仲介業を経て、ライター業・不動産投資に従事。
実務経験をもとに、不動産の賃貸業・売却・購入、暮らしの法令などのジャンルで記事の執筆を行う。

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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。

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