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2020/06/11

窓で住まいは変わる 紫外線防止とウィンドウコーディネート

明るい陽射しをたっぷりと取り入れられる大きな窓は、季節ごとに変わる外の景色も楽しめることから人気ですが、意外と見落としがちなのが窓から入る「紫外線」です。外出時、お肌の紫外線対策をされる方は多いと思いますが、住まいの紫外線対策をされている方はそう多くはないかもしれません。
でも、紫外線は知らないうちに室内にも入ってきて、人や家に大きな影響を与えています。そこで、今回は住まいにおける紫外線防止対策と窓の役割、そして、魅力的な窓まわりを作るコツをご紹介します。

INDEX

窓は住まいの快適性とデザイン性を決める重要な要素


窓の機能性として求められる採光と換気は住まいには欠かせない大切な要素であり、建築基準法でも採光、換気のために必要な窓のサイズが規定されています。また住宅の断熱性能は「窓」で決まるといわれているほど、窓の性能によっては、夏は熱くて冬は寒く、部屋によって温度差が生じることもあり、その結果、結露の発生を促すことになってしまいます。  

最近では、機械で給気と排気を行う24時間換気システムを導入される家も増えていますが、風通しという意味では機械に頼らず、フレッシュな空気を家の中に取り入れるのは気分的にもよく、極力、電気に頼らないという観点では省エネへの意識を高めることにもつながります。

このように窓は住まいの快適性に大きな影響を与えます。

同様に窓はデザイン性においても重要な要素となります。窓のデザインは外観全体のデザインやインテリアのデザインにも大きな影響を与えます。意識せずに窓の位置やサイズを決めてしまうと、後に家具を配置しづらいなど困ることも。機能性と合わせて、窓のサイズや位置、デザインなど、あらゆる角度から検討することが大事です。

窓の紫外線対策

紫外線は皮膚から吸収することで、免疫力の向上や骨や爪を作るビタミンDの生成、殺菌の効果がありますが、近年では近視の予防効果があることも分かってきました。しかし、メリットがある一方で、皮膚の老化や皮膚ガンの原因になったり、家具や床材などの色を退色させる原因になったりとデメリットもあります。

紫外線とひと言でいっても波長によって影響する性質は異なり、地上に降り注ぐ紫外線には大きく分けてUV-A、UV-Bと呼ばれる2種類があります。UV-B(280~315nm)は、UV-A(315~400nm)に比べて波長が短く、その分、肌に強く作用します。長時間照射されると肌は赤く延焼し、火傷のような日焼けを起こします。皮膚ガンの原因もUV-Bといわれています。一方、UV-Aは波長が長く、肌の表面だけでなく真皮層にまで到達するため、たるみやシワの原因になるといわれます。家具や床材などの色を退色させるのもこのUV-Aです。

この2つが占める割合は、紫外線の全体量に対してUV-Aが95%、UV-Bが5%と圧倒的にUV-Aが多く、窓を通過する紫外線の多くはUV-Aとなります。


それでは、ここから紫外線UV-Aをカットできる2つの方法をご紹介しましょう。

1つめは、最も手軽な方法としておすすめのUVカットタイプのレースカーテンです。市販されているレースカーテンの中にはUVカット率が95%を超えるものもあり、これだけである程度の紫外線対策が可能となります。注意点はUVカット率の高いレースは透過性が落ちるため、部屋が少し暗く感じられることです。UVカット率50%ぐらいからの商品もあるので、透過性とカット率のバランスで決めるとよいでしょう。

2つめは、窓ガラスに貼れるUVカットガラスフィルムです。ガラスフィルムは紫外線をカットするだけでなく、窓が割られたときの飛散防止や窓を割れにくくする防犯効果、さらには外の暑さを和らげる遮熱効果などが得られるものもあります。自分で貼れるガラスフィルムは通販でも購入できますが、空気を入れずにきれいに貼るためにコツがいりますので、自信がない方はDIYなどに慣れている方に依頼したほうがよいかもしれません。

なお、紫外線の波長には幅がありますので、よりしっかりとカットしたい方は400nmまで対応しているガラスフィルムを選ぶとよいでしょう。

*単位nm:ナノメートル

窓まわりを素敵にする工夫


窓まわりを素敵に飾る方法として、まず思い浮かぶのはカーテンやレース、ブラインドやシェードなどのウィンドウトリートメントではないでしょうか。次におすすめなのは、窓台の設置です。窓台を設けることが難しいようでしたら、窓枠を少し広めにとってもよいでしょう。窓台などがあればそこにお気に入りの花瓶やオブジェ、小物を飾ることができます。ガラス製の素材のものを置けば、光がガラスを透過するので室内を影で遮ることはありませんし、ガラスに色が付いていれば室内にほのかに色づいた光が差し込んでとてもきれいです。

窓はどの家にも必ずあるものですが、機能的にもデザイン的にもとても奥が深く、私たちの日々の暮らしには欠かせない重要な役割を担っています。展示場では優れた機能性を持つ最先端の窓やデザインにこだわったおしゃれな窓など、さまざまなタイプを見ることができますので、ぜひ、そこからイメージを膨らませてみてください。

 

執筆・情報提供

吉田美帆(一級建築士)

SUNIHA UNIHA 代表 吉田美帆
一級建築士/グリーンライフプロデューサー/インテリアコーディネーター/宅地建物取引士/LOHASスタイリスト(NPO法人ローハスクラブ認定/花育インストラクター(NPOフラワーハートセラピスト協会認定)武蔵工業大学建築学科(現東京都市大学)卒業、大手設計事務所にて小学校・保育園等の設計、マンションディベロッパーにて企画等を経て、2010年SUNIHA UNIHA(サニハユニハ)設立。
執筆やセミナー、講演会など幅広く活躍する。
・1996年 武蔵工業大学卒業設計蔵田賞受賞
・2011年 国際森林年間伐材利用コンクール審査員賞受賞。
・2016年 フランス国際映像コンペ(MCSD)受賞
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