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家づくりの雑学

2019.04.25

カラーバランスで魅せるナチュラルテイストの部屋づくり

シリーズ:ルーム&インテリア~憧れの部屋を現実に~

ルーム&インテリア 憧れの部屋を現実に

中村安那さん(神奈川県在住)

神奈川県で、夫と子ども2人と一緒にナチュラルテイストな家を構えている中村安那さん。インスタグラマーとして多数のフォロワーを持ち、お部屋の写真をアップすると、レイアウトや置かれているインテリアについて、ダイレクトメールで質問がよく来るそうです。シンプルだけど“映える”、そんな素敵な部屋作りのポイントをチェックしてみましょう。

まるで海外の住宅地に並んでいそうな印象な2階建て3LDKのお家。子ども部屋や寝室などさまざまなスペースがありますが、その中でもリビングが一番のお気に入りだそう。扉や仕切りがなく実に開放的で、一面の大きな窓を暖かい季節に開れば、海が近いという立地からとてもいい風が入ってきます。その外側にはデッキが設けられ、休日はここで友人たちとBBQをよくしているそうですが、窓とデッキはフラットでつながっているので玄関からいちいち出入りしなくていいのも便利。

インテリアは全体的にウッドを基調としたテレビボードやキッチンボードなど、アンティークのようなナチュラルテイストのもので統一されています。セレクトする上でのポイントは、お部屋の雰囲気とマッチさせるのが大切だと教えてくれました。「以前から持っていたものと、買い替えたものをミックスしています。ソファはリビングの雰囲気に合うレザー調にして、子どもに合わせて低めのものにしています。子どもが飲み物をこぼしたりするので、さっと簡単に拭き取れるのもいいですね」

 

そして次に重要なのが、カラーのバランス。あまり多くの色は入れず、必要最低限におさえるのがポイントとのこと。ディスプレイは気に入ったものや、思い入れのあるものを配置しているそうです。子どものおもちゃや写真立てなど、小さいものは高い位置に並べられているので、リビング全体の雰囲気を壊さないうえ家族の温かいムードもさり気なく演出できていてとても好印象。

「家具は3色以上入れるとゴチャゴチャしてしまうイメージがあるのでほぼ、白と茶色と青でまとめています。部屋に飾っているものは友達に作ってもらったものや、近所のオシャレな雑貨屋やフリーマーケットで見つけたものですね。洋服も含めてモノが増えすぎないように毎月フリーマーケットを開くなどして、家の中の物量のバランスをとっていますね」

収納というと、かなりスペースをとってしまうイメージですが、中村さんの部屋は収納を見えないようして作られています。ちょっとしたアイデアで、シンプルかつすっきりとした印象を与えてくれます。奥のダイニングスペースは壁のL字に沿って設置した腰掛けの座面が開閉式になっていて、モノを収納できるようにデザインされています。幅も深さもあるのでかなり重宝しているそうです。

 

「まずは自分が住みたい部屋はどんなものかイメージすることが大切です。今はスマートフォンで、こういう部屋にしたいというイメージを、すぐに見つけられるアプリもあるので。情報を収集して参考にし、自分の憧れの部屋のイメージと近づけていくといいと思いますね」

まだ幼い子どもたちや夫、友人たちと幸せなひとときを過ごすために、センスとこだわりを詰め込んだ中村さんの部屋。みなさんもご参考にして、だれもが憧れる部屋を目指してみましょう。

 

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SERIESルーム&インテリア~憧れの部屋を現実に~

取材/撮影/ライティング
ART PEACE Inc.

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