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2020/09/24

「洗面所」がよいと、家は格段に暮らしやすくなる! 洗面所を中心とした家事がラクな家の作り方

洗面所・浴室の間取りの失敗事例

実は、暮らしやすい家づくりのカギを握るのは、洗面所だって知っていましたか?
洗面所がよい家は家事をラクにこなせるようになり、毎日の暮らしが格段に便利になるんです!また、洗面所は浴室の隣にあることが多いため、脱衣室としての環境を整えることも必要です。今回は、洗面所・浴室の間取りでよく聞く失敗事例と、暮しやすい間取り例をご紹介します。

INDEX

多機能ルームとして使いやすい? 洗面所・浴室の間取りでの失敗事例

写真1:洗面所は機能だけでなく、採光や通風などの環境を整えることも毎日を気持ちよく暮らすコツです。

みなさんは毎日洗面所で何をしていますか? 朝起きたらまず歯を磨いて顔を洗って。ひげを剃ったりお化粧をしたりする人もいるでしょう。

洗濯機が置いてあれば洗濯もします。洗濯物を仕分け、洗濯機のスイッチをオン。洗い終わったら乾かして、アイロン掛けをしたり、畳んだり。洗濯は洗濯機に入れる前と出した後がひと苦労です。

洗面所が浴室と隣接していれば、そこで服を脱いだり着たり。お風呂上がりには濡れた身体をバスタイルで拭いて、髪を乾かします。それから体重をチェックして、お肌のお手入れをすることも欠かせません。

これだけたくさんのことを限られたスペース面積で行なう場所だけに、よりしっかりとした計画を立てることが大切です。それでは洗面所・浴室の間取りでよく聞く失敗事例をいくつかご紹介しましょう。

  1. 化粧品などの小物類の収納が不足している
  2. 暗くてお化粧がしにくい
  3. コンセントが不足している
  4. 朝に家族同士がかちあって混雑する
  5. スペースが狭くて使いにくい
  6. 洗剤などのストック品の収納が不足している
  7. 洗いあがった洗濯物を持って物干し場に移動するのが大変
  8. 洗濯物の部屋干しの場所がない
  9. 洗濯物を畳んだりアイロンを掛けたりする場所がない
  10. 洗面台のボウルが小さく、バケツで水が汲みにくい
  11. タオル類の収納が不足している
  12. バスタオルを掛ける場所がない
  13. 脱いだ衣類を置く場所がない
  14. 外からの視線が気になっていつもブラインドを下げている
  15. 湿気っぽくカビが生えやすい
  16. 床が濡れるので、傷みが気になる
  17. ドアを開けるとすぐ玄関で、お風呂上がりに来客とかちあった

洗面所は、パウダールームとして、家事室として、そしてお風呂の脱衣室として使う、まさに多機能ルームです。洗面所の間取りを考える際には、これらのことが快適にできるように計画しましょう。

それでは洗面所の上手なプラン方法と、便利で快適な洗面所・浴室の間取り例をご紹介しましょう。

洗面所のユーティリティ化で家事スピードがアップ!気になる視線はランマ窓や坪庭で対策も

まずはパウダールームとしての環境の整え方からご紹介しましょう。ポイントとなるのは、明るさです。美しくお化粧をしたり、ひげを剃ったりするためには、明るい光が必要です。

最近では、顔をまんべんなく明るく照らすことができる照明がついた洗面化粧台も多くあります。理想は、洗面所に外からの自然光を取り入れることです。また洗面所は湿気が気になる場所ですから、窓を取り付け、光と風をたっぷり取り込めるようにしておくとよいでしょう。

パウダールームでは、小物が多いので、細かい物が収納できる引き出しや薄型のキャビネットがあると便利です。また、ひげ剃り、歯ブラシ、ドライヤー用などのほかにも、超音波クリーナーやホットカーラーなど電化製品をよく使う場所ですので、コンセントは多めに計画しておきましょう。

図面:洗面所は家事のキーステーションです。キッチンや物干し場、買い物から帰ったときの手洗いなどをよく考えて、間取りの計画を立てましょう。

家事室として使いやすい洗面所にするためには、ユーティリティ化をしておくと便利です。ユーティリティとは建築用語で家事室を意味し、洗濯機を中心として家事をスムーズにこなせるようさまざまな工夫を加えた部屋のことです。

洗面所をユーティリティ化する際は、面積スペースを少し広めに計画するのがポイントです。洗濯機の周囲には洗濯物カゴや作業用のカウンターを設置し、頭上には部屋干しユニットを取り付け、浴室にも乾燥機と物干しパイプを設置しておけば、雨の日も安心して洗濯できます。

加えて、屋外の物干し場への移動もしやすい間取りなら、家の中をあちこち歩きまわる必要がなく、洗濯がスムーズに終わります。また洗剤のストック類などをたっぷり収納できるよう、大型収納も忘れずに確保しておきましょう。
 
脱衣室として使いやすい洗面所にするためには、床が濡れても滑りにくい安全な床材を選びましょう。また水やカビに強い材料を選ぶことも大切です。壁に調湿機能を持つ壁材を貼るのもおすすめです。

注意したいのが外からの視線です。窓を大きくすると気持ちがよいのですが、シルエットが映りそうで気になることも。そんなときは、窓の外に物干し場兼用の坪庭空間を作っておくと、安心感が高まり、また洗濯も便利になります。

写真2:2連ボウルなら混み合う朝も安心です。ミラーの上にランマ窓を取り付ければ、明るく気持ちのよい洗面所になります。

画像提供元:TOTO株式会社 システムドレッサーエスクア

洗面所は毎日の暮らしの便利さ、快適さを支える大切な部屋です。パウダールームとして、家事室として、お風呂の脱衣室として使いやすい洗面所の間取りを考えてみてくださいね。

住宅展示場では、ユーティリティ化した洗面所や、キッチンからつながる便利な間取りなど、さまざまなプランを実際に見て体験することができます。自分たちの生活スタイルに合った理想の洗面所を見つけに、ぜひ住宅展示場に出かけてみてください。

執筆・情報提供

尾間 紫(住宅・リフォームコンサルタント/一級建築士/インテリアプランナー/インテリアコーディネーター)

一級建築士事務所 OfficeYuu 代表。
生活情報サイトAll Aboutリフォームのオフィシャルガイドとして業者選びからプランの立て方など実践的ノウハウを発信。テレビや雑誌、新聞掲載、講演などで活躍している。
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