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家づくりの雑学

2023.12.06

理想の家の間取りや外観の考え方!こだわりの家を手に入れよう!

家づくりをする上で、理想の家というのをイメージしますが、どのように具体化すれば良いかを悩んでしまいがちです。そこで本記事ではこれから住まいづくりをする方向けに、理想の家を手に入れるために進めるステップ、参考にしたくなる住まい、設定すべき条件などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

INDEX

理想の家を手に入れるには?ステップごとに解説

理想の家を手に入れるには、順番に進めていくステップがあります。以下の流れに沿っていけば、理想の家が見えてきます。

  1. 自分や家族の理想の暮らしを考える
  2. 理想の家に必要な広さを考える
  3. 理想の家の内装を考える
  4. 理想の家の外観を考える
  5. 理想の家の間取りと動線を考える

ステップ1:自分や家族の理想の暮らしを考える

まずは展示場やインターネットなどで情報を集めて、ご自分や家族にとって、どんな暮らしが理想なのかを考えます。ご夫婦のみか、あるいは子どもが一緒ならその人数、高齢の方の同居、家で仕事をするか、休日はどんな過ごし方をしたいか、家でする趣味はあるか、ペットは飼うのかなどの要素を洗い出します。暮らしへの価値観は家族の方それぞれなので、その意見も話し合って共有しましょう。

また、立地的にも田舎暮らしをするか都会に住みたいか、平屋か2階建てかなどによっても、家の間取り構成や土地の広さなどが変わります。家族の理想の暮らしに必要な条件を多角的に洗い出し、優先順位を付けてみましょう。

以下の表は、家の購入で優先した要素を調査したアンケート結果です。

2021年 Alba Link調べ

ステップ2:理想の家に必要な広さを考える

理想の暮らしを具体化した後は、そのためにはどのくらいの広さの家が必要になるかを考えます。現在の住まいを基準にして、将来を見越して導き出される広さをもとに、どれくらい広ければ理想の暮らしを実現できるかを考えましょう。

広さには収納も含まれるので、どのくらいの収納が必要か、目的や容積も検討します。

ステップ3:理想の家の内装を考える

家の内装はどのようなデザインが理想かを考えましょう。自然素材、塗り壁など、選ぶ素材によってテイストや機能はさまざまです。

理想の暮らしで、どんな調度や雑貨を置いて暮らしたいかという要素も方向性を考える材料です。家具やアイテムの方向性から、床材や壁紙の色や素材が検討できます。たとえば日本風の家具が好きという場合は、和モダンの内装がマッチするでしょう。

以下の表はコロナ禍の影響でインテリアにこだわるようになった場所に関するアンケート結果です。居室よりも多くの家族が長時間過ごすリビングが高得点となっていることが分かります。

ステップ4:理想の家の外観デザインを考える

インテリアの方向性が見えたら、その外観を検討します。外観デザインには流行や、木造・プレハブなどの工法に合わせた方向性も関わってきます。

また、周囲の景観との兼ね合いという要素もありますが、用地次第になります。まず以下の近年の代表的なテイスト例をもとに、ご家族の理想に近いものはどれかチェックしましょう。

外観デザインのテイスト例

シンプルモダン シンプルな線で構成。軒や庇(ひさし)は小さく凹凸が少ない。色は白、黒、グレー、ネイビーなどモノトーン。窓は小さいか窓なしなど硬質なテイストで。
和モダン 切妻の大屋根・白黒、アースカラーなど、和テイストを出しつつ建物の形状は現代風アレンジ。
ナチュラルモダン オフホワイトやクリーム色などソフトな色の外壁・レンガや木目など温かみのある自然素材。ログハウスや別荘風ではなくシンプルモダンなデザイン。
南欧風 白やオフホワイトなど明るい色の外壁・赤やオレンジ色の瓦・木目の玄関ドアなど。黒い鋳物金具をベランダやアクセントに用いる。

ステップ5:理想の家の間取りと動線を考える

必要な部屋数は居住者数によって異なり、LDK以外に家族のそれぞれが自由に過ごせる個室があれば、それぞれのプライバシーを確保できるでしょう。それ以外にもたとえばリモートワーク用の仕事部屋や書斎、家族のウォークインクローゼットや家財収納、スキップフロアを利用したサブリビング・プレイルーム、将来を見越してバリアフリー前提の設計を検討するのもおすすめです。

暮らしやすい家には、動線の良さも大切です。暮らしの中で家族がどのような動きをするのかをシミュレーションしてみましょう。リビングを核にした家族のコミュニケーションと、各居室の静粛性をどのように両立するかも重要です。

動線については以下のような点をチェックしましょう。

  • 家族が多く、洗面と脱衣所は別が希望
  • 洗濯機と衣類収納は極力近くがいい
  • 車庫から買い物の荷物をキッチンに楽に搬入したい

すべての実現は難しくとも、ビジョンがあれば優先順位を決めやすいです。

憧れる理想の家の間取りは?例を挙げてご紹介!

近年では建築技術の進化もあり、家の間取りに新しく取り入れる構造が増えています。展示場などで見て「いいな」と印象に残るような住まいの構造を、ピックアップしてご紹介します。

  1. 【吹き抜け】開放的な暮らしを実現
  2. 【ウッドデッキ・テラス】庭とのつながりをつくる
  3. 【大きな窓】リビングの採光性と開放感抜群
  4. 【オープンキッチン】家族のコミュニケーションが増える
  5. 【中庭】プライバシーの保護・自然との対話
  6. 【モダンバスルーム】ホテルライクのゴージャスな浴室
  7. 【玄関・土間】使い勝手が良く広いエントランス

【吹き抜け】開放的な暮らしを実現

1階と2階をつなげる吹き抜けは、広々とした気持ちよさ、解放感ある間取りとして、理想の一つとなっています。床面積が取れない分贅沢なつくりとなりますが、リビングなどの高級感を演出できるほか、階上と階下にいる家族とのつながりも感じられます。

【ウッドデッキ・テラス】庭とのつながりをつくる

ウッドデッキやテラスは屋根を設けないため、リビングの延長のような存在でありながら、屋外とのつながりをつくってくれます。バーベキューや朝食、読書など気軽に戸外に出られる生活スタイルが実現できるほか、日よけのターフを設けたり、天気の良い日はソファーを配置してアウトドアリビングにしたり、利用方法は自由自在です。

【大きな窓】リビングの採光性と開放感抜群

リビングに大きな窓を作れば、採光と開放感を高められます。また、吹き抜けやウッドデッキと組み合わせると、今までの暮らしでは未体験だった開放的な空間が実現できるでしょう。

防犯やプライバシー保護の工夫と併せて検討するのがおすすめです。

【オープンキッチン】家族のコミュニケーションが増える

リビングに向き合ってお料理ができるオープンキッチンは、家族のコミュニケーションを増やし、子どもの見守りもしやすいレイアウトです。一人で壁に向き合って台所仕事をする疎外感もなく、子どもを自然にお手伝いに誘いやすいなども良い点でしょう。

従来のキッチンよりも少しスペースを要しますが、リビング全体を広く見せる効果もあります。

【中庭】プライバシーの保護・自然との対話

中庭(パティオ)は、プライバシーの守られた空間で、外部からの視線を気にせず外気に触れて過ごすことができるほか、屋内から天候や季節を感じやすくなります。家の中心部の採光を強化してくれ、植生や鉢植えなどの緑を配置することで、気持ちの良い空間を演出してくれます。

プライバシーや採光の機能は平屋に良くマッチし、ワンフロアに集中する居室とリビングを隔てて、静粛性を高めてくれるでしょう。

【モダンなバスルーム】ホテルライクのゴージャスな浴室

浴室・洗面脱衣所を広く取って、大理石やヒノキなど素材にこだわれば、毎日の入浴が充実した時間となります。洗面と浴室の隔壁をガラス張りにしたり、浴槽の形にこだわったりすれば、ホテルライクな演出を楽しむこともできるでしょう。

【玄関・土間】使い勝手が良く広いエントランス

もっとも人の訪れる玄関や土間を広く取って素材にもこだわれば、家のステータス感や美観が高まります。面積を広く取った場所は見栄えだけではなく、機能をアップすることができます。たとえば自転車や子どもの乗り物、趣味の道具を気軽に置くなどして、玄関回りの収納を充実させられるでしょう。

ほかにもスキップフロア(中2階)を設けてサブリビングや子どもの宿題スペース、収納などに活用すると、間取りに立体感が出るほか、家族のコミュニケーションをとりやすいスペースとなります。

近年増えている開放感を重視した間取りは、さまざまな暮らしの理想を実現してくれますが、空調効率には注意が必要です。また、床暖房や酷暑期の適切な日照対策なども併せて検討しましょう。

理想の家を実現するために必要なこととは?

以下の点についてはなるべくはっきりしておくと、理想に焦点を合わせた家づくりがスムーズになります。

  • 家族で認識を共有できること
  • 専門家に頼ること
  • フルオーダーかセミオーダーか決めること

家族の間でこんな家にしたいという方向性が極力一致していれば、イメージを深めやすいです。そのため最初に家族で良く話し合い、認識の共通化をおこなうことが大切です。

それぞれがこだわりたい場所を分け、場所ごとにその人の意見を優先することと、完全に意見が一致することは難しくとも、お互いの考えを良く把握しておくことの2つが物事を決めやすくする秘訣です。

また、家づくりは家族だけではまとまらず、専門家に相談しながら進めるのが基本なので、イメージを分かりやすく伝えた上で、「ここはどうするのが使い勝手が良い?」と相談しながら決めていきます。注文住宅には、「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」があり、注文住宅と呼ばれるうちのほとんどはセミオーダー住宅ですが、基本仕様の中に理想に近いプランがあるようなら利用するのも良いでしょう。

理想の家を具体的にイメージ!条件を設定しよう!

以下のような選択や成約が条件となることで、「理想の家」像をフォーカスしてくれます。さらに具体的な条件を詰めていきましょう。

  • 理想の暮らし方
  • 将来の人生設計
  • 家を購入するスケジュール
  • 暮らし方に必要な間取り
  • 住まいに求める性能や機能
  • 家の立地や周辺環境

住まいのための予算

理想の家を追求するために、予算が明確になれば、細かい部分でどこを優先するかが明らかにできます。頭金や対象物件、月々のローン返済額などをシミュレーションします。

同時にこの時点で、住まいの取得に対する節税や各種の助成についてもチェックしましょう。

「住宅ローン控除」による節税や、こどもエコすまい支援事業など新築住宅所得に際して国や自治体から支給される助成金があります。これらの助成制度はエリアによって実施内容が異なり、年度ごとで改廃がありますので、最寄りの最新の情報を確認しましょう。

将来の人生設計

夫婦や家族の暮らしは出産や育児、子どもの独立などの節目とともに変化していきます。将来の人生設計を話し合い長期の視点で家を計画しないと、どこかで住みづらい家となる可能性があります。

夫婦の人生設計をイメージし、ある程度のライフプランニングを検討した上で、家の使い方がどのように変化するのかをシミュレーションしてみましょう。

家を購入するスケジュール

家を購入するまでのプロセスは、計画をスタートしてから引っ越せるまでに1年~1年半を要し、打ち合わせや手続きが長引けば、さらに延びることもあり得ます。そこで入居日のめどを決め、それに向けて逆算したスケジュールを組めば、「今何をすべきか」をはっきりさせられます。
スケジュールについては、施工メーカーや不動産会社を通じて確認をしながら検討すると、所要日数の精度がアップします。

暮らし方に必要な間取り

必要な部屋数が決まったら、どのように配置すれば、安心で合理的、快適な生活ができるかも良く話し合います。毎日の家事動線、リビングの理想形、寝室の静粛性、リビングと一体化したウッドデッキや吹き抜け、スキップフロアなどの仕様はさまざまな角度から優先順位や重要性を検討しましょう。

検討の際は、お手本にできそうな間取りや写真のデータを見せ合いながら話をすると、具体化しやすくなります。

住まいに求める性能や機能

技術の進歩とともに、住宅の機能や性能は多様化・向上しています。そのため耐久性やバリアフリー構造のほか、省エネ・防犯・IoTに関する高性能な設備を備えることもできます。

IoTとは、インターネット回線などを使って住宅設備の遠隔操作ができる技術です。たとえばどんな機能があるか調べ「地震で壊れない、冬でも暖かい家にしよう」「荷物がたくさん届くから、家に誰もいないときに宅配業者さんと話せるインターホンがいい」などを話し合います。

理想の暮らしの中に、このような性能や機能を取り入れることもおすすめです。

家の立地や周辺環境

土地を探すときには広さだけでなく、周辺環境の検討も欠かせません。交通や生活の利便性、日当たり・風通し、治安面・災害への強さなど見るべき点は多いです。

通勤や通学の便も検討対象となりますが、特定の目的地までの利便性は「そのこだわりは何年続くのか」という長期的な視点が必要でしょう。しかし家の立地や周辺環境も家族全員の希望を満たすのは難しいので、優先順位を付けた上で探す方法がベターです。

まとめ

理想の家を手に入れるために進めるステップ、参考にしたくなる住まい、設定すべき条件などをご紹介しました。インターネット上や建築雑誌などには、魅力的な間取りや内外装の実例があふれていて、目移りしてしまいます。

理想の家づくりは家族の生活の質を左右する大事な作業であるだけでなく、楽しい共同作業としてとらえれば、家づくりの成功に近づきます!

執筆・情報提供

滋野 陽造

【プロフィール】
滋野 陽造
保有資格:宅地建物取引士 賃貸不動産経営管理士。
マスコミ広報宣伝・大手メーカーのWebディレクター・不動産仲介業を経て、ライター業・不動産投資に従事。
実務経験をもとに、不動産の賃貸業・売却・購入、暮らしの法令などのジャンルで記事の執筆を行う。

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この記事はハウジングステージ編集部が提供しています。

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