2021.06.30
田舎移住はやめとけと言われるのはなぜ?後悔しないポイントや支援制度を解説
シリーズ:楽活
以前住んでいた神奈川県で戸建て住宅を持つことを検討し始めた時に、土地代の高さに驚き、ご自身の実家がある館林に移住することが頭をよぎったという石川さん。
神奈川県と比べると土地代も安く、実家も近くなることからご両親に子どもの世話をお願いできるので一石二鳥だと思ったそうです。
都内に住んでいたら手の届かなかったマイホームも住む場所を変えるだけで、実現できるかもしれません。
今回は群馬県館林市に移住をされた石川さんに郊外への移住についてのお話しをお伺いしました。
INDEX
田舎移住をする人が増えている背景

以下は国土交通省の調査による、地方移住への関心の高まりを調べたものです。割合は、回答のうち「強い関心がある」「関心がある」「やや関心がある」を合計したものをあらわします。
地方移住への関心の高まり(東京圏在住者)
| 調査年 | 割合 |
|---|---|
| 2020 | 30.2% |
| 2021 | 33.2% |
| 2022 | 34.2% |
| 2023 | 35.1% |
参考データ集|国土交通省
上記の調査では、20歳代の関心がもっとも高く、44.8%に達しています。
田舎移住をする人が増えている背景として、都心の大企業といえども安定が約束されない現実や、働き方への意識の変化が挙げられるでしょう。また、地方の自治体による過疎化対策で、移住支援に関する支援制度の充実化が進んでいる点も見逃せません。
以下は、地方に移住したい理由、興味がある理由を調べたデータです。ここに挙げられた理由はそれぞれ現実的で、実現も可能な内容ではないでしょうか。

田舎移住はやめとけと言われる理由

これまでの長きにわたって、都市への人工集中が続き、地方の生活利便性は損なわれてきている部分もあるでしょう。慣れない土地での人間関係にも不安は感じます。
そのほか、さまざまな「やめとけ」という要素が考えられます。田舎移住はやめとけと言われるのはなぜなのかをまとめてみました。
理想とのギャップが大きい
どんな行動でも、良いことだけではなく、メリット・デメリット双方があるでしょう。例えばアウトドアで思いのほか虫が多い、冬の気温がこれまでの住まいよりも4〜5度くらい低い(慣れます)、街灯が少なく夜暗いなどは、戸惑いの対象になるかもしれません。
また、自然豊かな場所での生活は、庭の手入れや草刈りなど、思わぬ仕事に時間を取られます。のんびり過ごそうと考えていたのが、現実は違ったということもあるかもしれません。
事前にデメリットをしっかり把握して、対策や心構えをしておくことが求められます。「こんなことはどうしていますか?」と地元の人に聞くのも一つの方法です。また、慣れてしまえば意外に気にならなくなる点も多くあります。
思っていたよりもお金がかかる
車社会である地方の生活には、自動車やバイク、電動自転車などへの投資が必要となることが多いでしょう。家族の数だけ車を持っている家も珍しくありません。
車の場合、1台のランニングコストはそれなりにかかると考えましょう。軽自動車でも年間で46万5,000円という試算結果があります。
また、寒冷地では光熱費が高くなります。灯油や電気のコストも年々上昇しており、出費が悩みの種となる場合も。暖冬であるかそうでないかでも、光熱費はかなり異なります。ガスも都市ガスより地方で多いプロパンガスのほうが割高です。
オール電化や太陽光発電などで節約体制を作るのは効果があります。
建築の際も、エリアによって機密・断熱の基準値が異なるため、ほかのエリアよりややコストがかさむケースがあるでしょう。
日本国内の省エネ基準地域区分は1〜8に分かれており、各地域の特性に応じ、外皮性能の基準値が異なります。
寒冷地・準寒冷地に該当する1〜4の地域では、厳しい基準による外皮の断熱性能向上が必要です。寒冷地の屋内は、他の地域の人が体感で分かるほど快適な例もあります。(冬期の日射取得を妨げる日射遮蔽性能の基準は設けられません)
反面、蒸暑地となる8地域では、日射遮蔽性能の向上が求められます。(外皮の断熱性能向上がエネルギー消費量の増加につながるという考えで断熱基準は設けられません)
施工前に、予算感を確認しておきましょう。
仕事の求人数が少なく、収入も低い傾向にある
地方は求人募集の数、給与水準ともに都市部に対して不利な事実はあるでしょう。大企業は都会に集中しており、公務員もプロパー中心の採用のため、転職の方向性によっては不利とならざるを得ないといえます。
しかし中には不動産業のように、大企業のブランチが地方にも設けられ、給与水準も都市部とあまり変わらない業種も。ご自身の資格やスキルを地方で活かしたり、資格取得を新たな道に転身する助けにしたりも可能でしょう。
自営や独立開業、起業のほか、地方の地の利を活かし、新たに農林水産業に参入する人もいます。
実際に、移住組の職業状況はとても多彩です。以下は移住を機に仕事はどのように変わったのかの調査です。

リモートワークも活用しながらこれまでの職場を継続しているケースが53.4%にのぼり、転職しても仕事内容が変わらないという人も、28.4%とかなり多いことが分かります。
医療機関が限られる
地方では、人口に比例して医療機関のキャパシティや技術水準に限りがあります。また、街中の診療所からの紹介で高度医療機関に移るという流れが都市部よりもはっきりしているため、夜間や休日の急患には、不安が残るかもしれません。
小さな子どもや高齢の方がいる家族の場合、救急や休日医療体制を確認しておきましょう。自治体内以外でも、近隣の大学病院などで急患受け入れがあるケースもあります。
また、持病や基礎疾患がある人は、緊急時の体制について、医療機関に照会しておくのがおすすめです。定期的な通院を要する場合、受け入れ先や交通手段・交通費も、確認が必要でしょう。
ただ、地方では地域発展の観点から、医療の充実に力を入れているエリアも多いです。15歳や18歳までの子ども医療費は窓口払い(立て替え)不要で負担ゼロという市町村もあります。
そのほか通院の交通費全額補助、医療費の補助金など、地域によってさまざまな制度が設けられているので、要チェックです。
健康や体調に対することは、意識差や個人差が大きいため、一律に語れません。しかしがんに罹患して環境を変えようと地方移住した人が、生活の改善・ストレス対応の結果、寛解したというケースも多くあるのは事実でしょう。
人間関係を構築するのが億劫
同じマンションの同じフロアでも顔を合わせたことがないような、都市部の人間関係から一転して、自治会活動や近所付き合いなど、濃いめの社会に移っていくのは億劫な部分があります。
あるいは「よそ者」と警戒されて、当初微妙に距離を置かれることもあるかもしれません。そこに昔から住む人にとって、新しい仲間が増えるのは基本的には嬉しいものですが、これまで守ってきた暮らしが壊れる、変わるという恐れを持っている場合もあるでしょう。
移住の人気エリアの場合は、比較的歓迎されやすいです。そうでないエリアでも、自治会に加入し、最初のうちはまめに行事に出て普通に会話していれば、問題ないことが多いでしょう。子どもの父兄の集まりも同様です。むしろ情報収集の手段に位置づけましょう。
また、ローカルルールのようなものがある場合に備えて、誰か一人地元の人で詳しく聞いたり、相談できる人がいれば安心です。
子どもの人間関係ですが、「地方は少人数だからいじめが少ない」ということは、とくにありません。ただ、人間関係が濃密な分子どものコミュニケーションや相互理解力は、高めやすい面があります。
コミュニケーション力・自己表現力・非認知能力が磨かれれば、偏差値ベースからAO入試・総合型選抜・推薦入試に移行しつつある受験体制上も、有利なのではないでしょうか。
虫や雑草の駆除に悩まされる
地方の家は庭が広めで、虫や雑草への対応は必須であることが多いです。自然の豊かさを享受する以上、仕方がない部分でしょう。とくに温暖な地域では虫も草も、驚くほど活発に繁殖します。
虫については、実害がないと分かれば慣れてしまう面もありますが、害虫と雑草については時間も手間もかかるため、正面から向き合うことがおすすめです。
害虫や雑草の駆除は地元が長い人に聞いて、ふさわしい道具と服装を準備するのが、もっとも効率的でかつ楽でしょう。草刈り機・長袖・帽子・手袋が基本。家庭菜園などをやる場合は作業量が多いため、なおさらです。
屋内の虫対策も、近年の蚊取りや虫よけグッズはとても優秀なので、試してみましょう。除草剤は人体やペットに影響があるものもあるため、要確認です。
田舎移住のメリット

この項では、実際に地方移住して満足感を得られたケースを参考に、田舎移住のメリットをまとめます。
以前住んでいた神奈川県で戸建て住宅を持つことを検討し始めた時に、土地代の高さに驚き、ご自身の実家がある館林に移住することが頭をよぎったという石川さん。
神奈川県と比べると土地代も安く、実家も近くなることからご両親に子どもの世話をお願いできるので一石二鳥だと思ったそうです。
都内に住んでいたら手の届かなかったマイホームも住む場所を変えるだけで、実現できるかもしれません。
今回は群馬県館林市に移住をされた石川さんに郊外への移住についてのお話しをお伺いしました。
土地の価格が安い!


神奈川県で戸建て住宅を持つことを検討するも土地代の高さに驚き断念しました。そんな時に実家のある館林に移住することが頭をよぎりました。都内に比べて郊外の土地代は驚くほど安く済みますし、また土地もたくさんあるので、自分達の理想の土地を探すことができるのも魅力でした。
自然の中でのびのびと子育てができる


子育てを実家に手伝ってもらえるというのも移住を決めた一つです。いざとなったら子どもの世話を気兼ねなくお願いできる両親や祖母が近くにいるので、とても気が楽になりました。両親や祖母も孫の世話が生きがいになっていて、子供も多くの人に見守られ、伸び伸びと成長しているように感じます。
また自然が身近にあり、田植えや稲刈り・野菜収穫など、子どもが自然に触れることができるのは、子育てにとても良いことだと思っています。毎日のように食べているお米や野菜の収穫の大変さに子ども達も気づき、食べ物の大切さが身に沁みて分かったようです。
館林では物価も安く、周辺には農家の方々が多くいるので、採れたての新鮮な野菜を頂いたりもします。思い切って移住をして、金銭的にも楽になり心にもゆとりができて、館林での子育て生活を目一杯楽しんでいます。
予算をかけてこだわりのマイホームが実現できる


土地代が安くすめば、その分建物に予算をかけることができるのも魅力です。
間取りや内装の他、設備に予算をまわしたり、趣味の部屋を作ったりと自分達の”理想の家”を実現できたことを考えても館林への移住は私たちにとってはとても良かったと思っています。
新鮮で美味しい食べ物が食べられる
野菜や果物、水産品の産地が近い地方では、流通の時間やコストを省略できる分、新鮮で安い食材が入手できます。関東近郊の産直店では、朝から東京都内のナンバーの車をよく見かけますが、野菜の鮮度に期待しての買い物ドライブのようです。
鮮度が良い食材は、すぐ消費すれば美味しく、保管しても長持ちするのが特徴でしょう。
このほかに、都市部では知られていない地元の名産や、名飲食店も探すことができますが、SNSの普及で、都市部からのお客様が増えてるようです。
また、家庭菜園や釣りなどで得られた食べ物の味も、格別でしょう。
スローライフを実現できる
田舎に移住したからといって、すぐに仕事や遊びのペースがのんびりするわけではないでしょう。慣れることも必要ですし、田舎での生活が暇だというわけではありません。
しかし、日々の生活に丁寧に丁寧に向き合ったり、時間をゆっくり味わうという方向に徐々に舵を切っていく嬉しさ、ストレスの軽減は、田舎暮らしならではのものかもしれません。
都市生活では面倒で人任せだったような家のことや、近所の自転車での散歩が楽しく感じられたら、気持ちがスローになってきているのではないでしょうか。
館林への移住で自分達の理想の住まいを見つけた石川さん。これから住まいづくりを考えている方も、ぜひ郊外への移住というのも選択肢の一つとして良いのかもしれませんね。
田舎移住の際に活用できる支援制度

地方自治体では、前述のように移住者への手厚い支援制度が多く設けられており、お得に住み替えするバックアップ体制が整っているエリアが多いです。
移住者に対する新築・空き家リフォーム・古い建物の解体や家賃補助、子育て支援事業などで独自の支援を行っている例も。
近年は都市部にも都道府県ごとの移住相談窓口が設けられ、都心で年に数回移住セミナーを開催する自治体も多くあります。
以下は補助制度の例です。
| 事業体・事業名称 | 内容 | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 長野県松川村
松川村移住定住促進補助金 |
移住定住促進補助金: 松川村で新しく土地と住宅を購入し、移住した方を対象に100万円支給される制度(中古住宅を購入した場合は50万円) お試し住宅: 空き家バンク: |
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| 大分県豊後高田市 本気の子育て支援 |
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| 埼玉県東松山市移住促進空き家利活用補助金交付制度 | 空き家バンク登録・新耐震基準築年の物件における購入・リフォーム・設備交換等に適用。
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| 国の支援制度(東京対象) 地方創生移住支援事業 |
東京23区在住、または23区内への通勤者の都外移住が対象。
世帯の場合は100万円以内(18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は18歳未満の者一人につき最大100万円を加算)、単身の場合は60万円以内で都道府県が設定する額を助成 |
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| 国の支援制度(東京対象) 地方創生移住支援事業 |
都外=地方での起業・移住支援制度。
起業等のための伴走支援と事業費への助成費用:最大200万円 |
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住居を整えるための支援から、お試し居住、子育て支援、起業支援などさまざまな名目でのサポートが準備されています。
地域産業振興のため、地元業者による施工で補助金が増額されるなどの制度もあるため、事前に地元業者に相談するのも良いでしょう。
注意点として、提供される事業は自治体によって有無や内容の充実度に違いがあります。また、行政の行う事業は年度によって改廃や内容変更がありますので、常に最新の情報を確認してください。
ご参考:
自治体支援制度検索|公益社団法人 ふるさと回帰・移住交流推進機構
また、移住者対象だけではなく、住民に対する福利厚生が充実している自治体があることも見逃せません。
ご参考:
住民支援制度|館林市
田舎移住を失敗させないためのポイント

この項では、田舎移住で失敗しないためのポイントをご紹介します。事前にしっかり調査をすることや、お試し体験をすることなど、事前の準備が成功につながるでしょう。
田舎移住する目的を明確にする
移住を考えるうえでは、最初に動機となったことのほか、さまざまなメリットの中で、家族のために良いと考えることも拾ってみます。
- ● 家計の節約
- ● 子育て
- ● ストレス軽減
- ● 自然に親しむ
- ● 健康な生活
- ● 起業など新ビジネス
同時に、デメリットとされることが克服できそうか、気にならないかも話し合ってみましょう。
目的がはっきりできたら、それを実現するのにふさわしい土地はどこなのかを考えることができます。この段階で、気になったエリアを訪ねてみるのも良いでしょう。
事前に情報収集しておく
移住の目的や、家族の意向がはっきりしたら、候補地をいくつか選んで、事前に情報収集をします。
年間の気候から物価や交通の便、就学や就業状況、行政サービスの内容、移住支援の内容など、項目を決めて表にし、比べてみると良いでしょう。
前述のように、都市部にある移住相談窓口を利用するほか、ネット上の発信や口コミを確認することで、その土地の姿が見えてきます。移住セミナーや相談会にも参加しましょう。
そして現地に足を運び、街の規模や暮らしの様子を肌で感じてみることが大切です。
ご参考:
相談窓口の紹介|ふるさと回帰・移住交流推進機構
移住体験などを利用しギャップを埋める
関東近郊の町では、賃貸や中古住宅を確保して週末だけ菜園をやりながら、その土地を確認したり、慣れたりしている人も。
実際に寝泊まりして食事をすることで、土地の魅力やさまざまなことが分かるほか、心理的な距離も縮められるでしょう。
一部の自治体では、「お試し移住住宅」も準備されている場合があり、利用してみるのも良いでしょう。移住の盛んな地域では、予約が先まで埋まっている場合もありますが、キャンセル待ちしておく価値はあるでしょう。
移住を決めても、当初は自治体の提供する空き家活用制度の利用や、中古の家つき土地を入手するなどしておき、段階的に新築を検討することもできます。
地方や郊外では広い土地が確保しやすいため、人気の平屋や、子どもを遊ばせる広い庭が実現しやすい環境です。
あらかじめ仕事を探しておく
仕事のことは、早く動くほど有利です。現在と同業種・同職種の転職先を探すほか、移住を機に全く違う仕事を志す場合、その下調べや勉強をします。
副業で、リモートワーク可能な仕事を始めてみるのもおすすめです。起業する場合は、それにも応じて自治体の支援制度が準備されていることが多いので、創業資金や運転資金の助けにできます。
また、現在の会社に籍を置いて働き続けるという選択肢も考えましょう。リモートワーク併用で、毎日通勤不要にできるなら、なお実現の可能性は高いです。
移住相談窓口は、関東なら埼玉・千葉・神奈川などの首都圏自治体でも開設されています。(ただし地方と比較すると支援制度はやや弱めです)トカイナカ移住でも、自然豊かで生活コストの安い移住は可能なので、試算してみてはいかがでしょうか。
自分が住みやすいと感じる田舎に暮らす
トカイナカとは、都市部的な要素も持ち、都心にも1時間程度で行けるエリアのことを指しますが、「そこそこ・丁度いい」部分が魅力です。
雪深い山中の自給自足のようなハードルの高い移住も得られるものは多いでしょうが、無理をしないスタンスでも検討してみましょう。
東京を除く首都圏3県でも、「バスが通っているのに自然豊かで、坪単価が2万円」という場所はいくらでも検索可能です。そのような場所での生活の便は、地元の不動産会社に聞けば教えてくれます。
また、住む場所というのは、データに裏打ちできない相性のようなものもあるでしょう。住みやすいと感じる土地は、肌で感じられる場合があります。
注意が必要なのは、Uターン移住の場合です。家族の中で住み慣れた懐かしさを感じる人と、そうでない人がいる場合、そのギャップを埋める話し合いをすることが大切です。
経験豊富なプロに相談する
実際に暮らしてから困る前に、地元のことをよく把握している経験豊富な人に相談をしてみましょう。以下のように、実際に聞いてみないとわからないことはたくさんあります。
- ● 地元では手に入りにくいものはあるのか
- ● 買い物はどうしているのか
- ● 通学路の危険度
- ● 塾の数
- ● 畑はやれるか
- ● 自治会活動は大変か
現地の生活環境や助成制度などの相談は、移住相談窓口に、土地に適した住まいづくり・リフォームの相談は不動産会社にすると、専門的な立場からの回答をもらうことができます。
まとめ

田舎移住はやめとけと言われるのはなぜか、後悔しないポイントや支援制度などを解説しました。
たしかに「やめとけ」という要素もある田舎移住ですが、「してはいけない・やらない理由」というのはいくらでも探せるでしょう。住み慣れたエリアを離れる抵抗感は、とくに子どものうちは大きいものですが、子どもほど順応性も高いものです。
前述のように、都心のターミナル駅から1時間で、移住のメリットを享受できるエリアがあります。レジャーを兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか。
SERIES楽活
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