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家づくりの雑学

2018.11.20

家族の習慣を変えた住まいの実現

今どきママの「我が家」拝見! vol.02(後編)

 
 
<こちらもおすすめ>
今どきママの「我が家」拝見!vol.2(前編)|夫婦の理想を叶えた家づくり

 
 

福地亮介さん・理乃さん(東京都在住)
ご夫婦、7歳の莉々子ちゃん、5歳の琳平くんとの4人家族。2年前に新築した住まいは、セミオーダー住宅。建売では叶えにくいこだわりが詰まったマイホームで快適に暮らす。

INDEX

マイホーム作りで最もこだわった、ずっといたくなるリビング空間

2年前に新築した、福地さんご一家のマイホーム。ご夫婦で何度も話し合い、検討を重ね、理想の住まいを実現しました。

おふたりが最もこだわったのは、家族が集う場所、リビングです。

「家の中心なので、どこよりも居心地のいい場所にしたいと思いました。そこで吹き抜けにし、シーリングファンを設置。子どもたちもこの場所を気に入っているようで、寝るとき以外のほとんどの時間をリビングで過ごしています」。(理乃さん)

窓から差し込む光が真っ白な壁に反射し、曇りの日や夕方でも、明るく開放的です。

「夫が白い壁にこだわったのですが、結果的に正解でしたね。スッキリとした空間にしたかったので、壁と同化する白いブラインドを選びました。小さな窓は曇りガラスにして、カーテンやブラインドなどの目隠しなく過ごせるようにしています」(理乃さん)

休日は、家族そろって映画を観たり、トランプをしたりと、みんなの憩いの場になっているそうです。

リビングには、吹き抜けからつながる形でロフトを設けました。このロフトには、収納スペースとしてだけではなく、亮介さんの書斎としての役割もあります。

「ロフトを作りたいと建築士さんに相談したところ、思っていたよりも広くできることがわかったんです。そこで、僕の仕事と趣味のスペースとしても使っています。ロフトは、フロアは区切られてプライベート感が保たれつつも、家族の気配を感じられるのがいいですね」。(亮介さん)

家を建てたら習慣が変わり、暮らしが整った

子育ての面で重視したのは、子ども部屋の間取りだそうです。

「わが家は姉弟なので、部屋を分けることが絶対条件でした。ケンカにならないように、部屋の広さは全く同じ。ゆくゆくは子どもたちも巣立っていくので、子ども部屋は机とベッドが置ける最低限のスペースにし、その分夫婦の寝室を大きくしました」。(理乃さん)

最低限のスペースと言っても、整理整頓がなされ、片づけられた子ども部屋は、広々としています。キレイをキープする秘訣は、収納方法にあるようです。

「娘にも息子にも、それぞれ大きめの収納をひとつ用意し、“おもちゃはここに入るだけ!”というルールにしています。また、定期的に点検して、増えすぎないよう注意しています。衣類は、厚手のアウター以外はすべて収納ベッドの引き出しへ。省スペース収納を心がけています」。(理乃さん)

自室ができて、お子さんたちには片づけの習慣がつきました。ほかにも、家を建ててから、大きな変化があったのだとか。

「念入りに掃除をするようになりました。休日は、夫と分担して掃除することからスタートします。それまでは掃除が苦手だった私からすると、大きな変化ですね」。(理乃さん)

「僕は水回りの掃除をしっかりするようになりました。以前はトイレがキレイかどうかにも興味がなかったのですが(笑)、今はマメに磨いています」(亮介さん)

ご夫婦でじっくりと話し合い、理想を形にしたマイホームだからこそ、愛着はひとしおです。家づくりを機に、暮らしも整う。これこそ、マイホームを持つ醍醐味ではないでしょうか。

ロフト入口付近の天井部分には、化粧梁を渡して、真っ白な空間のアクセントに。インダストリアルなシーリングファンの存在もあいまって、海辺のおしゃれなカフェのよう。

光あふれる窓辺には、福地さんご家族全員のイニシャルである「R」のオブジェを置いています。色使いをしぼることで、洗練された大人のインテリアに。

撮影/鍵岡龍門 取材・文/羽田朋美( Neem Tree) 編集/HugMug編集部


「今どきママの「我が家」拝見! 」シリーズ

vol.1(前編)家族みんなでゆったり快適な「おうち時間」
vol.1(後編)子どもの感性を育むこだわり

vol.2(前編)夫婦の理想を叶えた家づくり
vol.2(後編)家族の習慣を変えた住まいの実現

vol.3(前編)大人も、子どもも楽しく過ごせる家づくり
vol.3(後編)リビング、みんなで過ごす場所のこと

vol.4(前編)子どもとペットの仲良しスペースのつくりかた
vol.4(後編)みんなで過ごすお気に入りのスペース

vol.5(前編)子どもを育むお庭のあるお家
vol.5(後編)子どもたちがのびのび走りまわれる空間づくり

vol.6(前編)お互いの存在を感じながらも思い思いに過ごせる工夫
vol.6(後編)「飾る」と「しまう」の調和がとれた暮らし

vol.7(前編)この土地との出会いが導いた平屋の家
vol.7(後編)白い家だからこそ色が映える楽しい空間に

vol.8 二世帯住宅がお互いの心地よさを叶える

vol.9(前編)家族の時間もひとりの時間も心地よく過ごせる住まい
vol.9(後編)好きなものだけを厳選したこだわりのインテリア

vol.10(前編)家族みんなが心地よく暮らせる家づくり
vol.10(後編)理想の住まいで、家族の笑顔が広がるおうち時間

vol.11(前編)路地庭を介して街とゆるやかにつながる家
vol.11(後編)屋根庭で過ごす家族や仲間との団らんのひととき

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