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2021/06/25

二世帯住宅がお互いの心地よさを叶える

今どきママの「我が家」拝見! vol.08~二世帯住宅編~

INDEX

1 階のお母さま世帯のリビングに面したキッチン

青々とした木々が生い茂る広い庭へとひと続きに見える、天井まで続くガラス張りの大きな窓。
その窓から降り注ぐ自然光で、明るく彩られた開放的なリビング。そして、モダンな現しの勾配天井が、立体的で広々とした空間を演出している石川邸。
まるで自然豊かな別荘地の邸宅のようなこの家で、石川さんファミリーが淳子さんのお母さまと暮らすようになったのは、今から7年前のことだそうです。

「父が亡くなり、母が一人になってしまったタイミングでした。子どもたちがまだ小学生と幼稚園児だったこともあり、共に暮らすことで、お互いに“ひとりでお留守番にならないようにという思いがありました。
当時から私はフルタイムで働いていたので、実際に娘の幼稚園のお迎えを母にお願いし、母のところで見てもらえるのは、大きな安心でした。娘にとっても、あたたかくて、ベッドがあって、テレビがあって、犬がいて、というおばあちゃんのところで過ごす時間が楽しかったようで、私が帰宅しても、『ご飯ができたら呼んで〜!』と、なかなか戻ってこないことも(笑)。
それまで娘は私にべったりだったことを考えると、大きな変化でした」

お母さま世帯のリビング。窓の外に広がる庭のお手入れが、淳子さんの楽しみなのだとか。

二世帯住宅の着工にあたり、設計や間取りで重視したことはどんなことなのでしょうか?

「母世帯はバリアフリーにし、寝室から洗面トイレ、キッチンへの動線をスムーズにしました。
また、母は庭でくつろぐのが好きなので、すぐ庭に出られるように設計しました。私たち世帯でもっとも重視したのは、夫の居心地のよさです。ここは私の実家なので、その中でも夫がリラックスできるように、母世帯と水回りは分けて、夫のくつろぎスペースも確保しました。また、個室へはリビングを経由する間取りにして、できるだけ家族がコミュニケーションできるように工夫しました」。

階段を上がった2階で淳子さんたち子世帯が暮らします。玄関の壁と天井をつなぐ窓からも、季節の移ろいを感じることができます。

リビング側から見た階段。リビングにいても、2階に直行する家族とコミュニケーションがとれます。

ほかにも、着工前にお母さまとはどんなすり合わせをされたのでしょう?

「玄関まわりについてはすり合わせを重ねましたね。母の希望で、インターフォンは別にしました。また、私には3人の兄姉がいるのですが、兄や姉がいつでも帰って来られるように、玄関とは別に、母世帯につながる勝手口を作って出入りをしやすくしました。唯一の心残りは、ポストですね。ポストも世帯間で別にしておくべきでした」

玄関扉(奥)と、勝手口側の引き戸(手前)。

二世帯住宅にして良かった点をお聞きすると、淳子さんからは「音と光の安心感」という答えが返ってきました。

「毎日しっかり顔を向き合わせて話さなくても、シャワーを浴びている音や、電気がついていることなどで母の気配を感じられるので、それが安心感につながっています。
高齢になっても自分でできることは自分でやっていくこと、プライベートな時間を持つことは母にとっても大切なことだと思いますので、食事も普段は別にとっています。
程よい距離感を保てる二世帯住宅は、私たちのライフスタイルに合っていますね」。

週末になると、親戚や友人家族を招き、食卓を囲むこともあるという石川さんファミリー。
家族ぐるみの交流のある暮らしが見えてきました。

「最近はコロナの影響で思うように集まれない日々が続いていますが、私たちの友人が訪れると、母も嬉しそうにやって来て、一緒に食事や会話を楽しみます。
明るく話し好きの母は、友人たちの間で“名物ばあちゃんで通っていて、来客があるとピアノを弾き始めるんです。
そんな母の姿を見ていると、私も幸せを感じます」

世代を超えたあたたかな交流の場として、そこに集う人との笑顔が溢れる豊かな時間を刻んできた広いリビング。
2つの世帯をつなぐ空間づくりによって、お互いにつかず離れずの心地よさが保たれているようです。

情報提供

石川淳子さん(東京都在住)

夫、3 人の子どもたちの 5 人の家族。 7 年前より、淳子さんのお母さまとともに亡きお父さまがデザインされた、一部共用型の二世帯住宅で暮らす。建築材料・住宅設備機器 のメーカー勤務。
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